皆様こんにちは!こんばんは!おはようございます!
石村一樹です!
本日は前置きなし!サッと行きます!
過去のブログをまだ読んでいない方は是非ご覧ください!
部分的に気をつけてもあまり効果が実感出来なかったりします!
~CO2とpHの関係性~
よく目にする『pH』(ピーエイチ(旧 ペーハー))
酸性なのかアルカリ性なのかを数値化したものです!
酸 性←←【7.0が中性】→→アルカリ性
こう思っていただければ問題ありません!
水草が適しているpHは『5.5~6.5』の弱酸性です!
これはいろんな作用があってこの間が一番適しています。
(pH下がりすぎるとこの栄養が吸収できない。その逆も…などなど)
色々あるので今回はCO2との関係性だけに絞ってお話しします!我慢します!笑
そもそもなのですがpHが~6.5の間でないと
『二酸化炭素』ではなくなるのをご存じでしたか??
6.5~8.0の間では二酸化炭素ではなく重炭酸イオンに変わってしまいます。
これは6.5が境目で全て変わる訳ではなく、
6.5以降で二酸化炭素の濃度が下がっていき、重炭酸イオンの濃度が上がっていきます!
ちょうど7.0が二酸化炭素と重炭酸イオンの割合が50:50になるようなイメージです!
『熱帯魚が入っていれば呼吸をするので二酸化炭素は0にはならない』
と言いますが光合成を実感できないのはここですね!
そもそも二酸化炭素ではないからです!
では5.5~6.5の間で水槽のpHを維持すればいい??と聞かれると…。
なんとも言えません!!
ただ1つだけ確認させてください!!
『CO2添加しておりますか??または、添加される予定ですか??』
二酸化炭素を添加するとpHが下がります!
下がった数値がpH5.5~6.5の間を維持して頂くのがベストです!
測定はco2添加が始まって1時間後ぐらいで測定してもらえれば大丈夫です!
※注意点※
CO2の添加を変更していなくてもpHの数値は一定ではありません!
気づけば変動が大きくなってまう場合もあります!
そんな時はこちらで炭酸塩硬度を計測してみてください!
つかしん店からのリクエストでこちらをしっかりとご紹介します!
~硬度と水草~
硬度とはカルシウムとマグネシウムの総量です!
硬度の数値が高ければ硬水、低ければ軟水となります。
GH(総硬度)とTH(全硬度)で分かれていますが同じものと認識ください!
基本的に水草は軟水が良いとされています!
カルシウムやマグネシウムが多いと水草にも成長障害が出てきます!
なので一定値まで下げてあげる必要はあります!
ですがまずはしっかりと測定してあげることが重要です!
個人的には硬度とpHは別物と考えております!
硬度が下がればpHも下がるようになるかな??そんな程度に考えております!
pHが高いのにTHは範囲内、pHは低いのにTHはめっちゃ高い
そんな水槽よく見てきました!
ただカルシウム、マグネシウムも必要な栄養素です!
絶対的な悪者ではなくうまく付き合っていかなければならない存在です!
最後に…。
水質とはかなりわかりにくい部分ですが、
まずは測定することがスタートラインだと思っています。
いろいろな化学反応が起こって水質が変化しますので
確実にコントロールすることは不可能に近いです。
アクアリウムではかなりかみ砕いて話していることが多いので
この考え方であればここが説明ができない。そんな部分があるのも事実です。
攻略の秘訣は測定をしっかりと行い管理している
水槽の癖を把握することだと考えています。
次回はつかしん店からのリクエスト!
『新商品!今までとは全く違う純水器とは!?』
ここでTHとCHのお話もさせて頂きます!
余談ですが、
二酸化炭素と重炭酸イオンのお話を致しましたが
私は常にこんなことを考えています。
pHが上がるから重炭酸イオンになるのか…?
はたまた重炭酸イオンになるからにpHが上がるのか…?
そもそもカルシウムとマグネシウムの状態だけであれば
pHに影響はないんじゃないか??
そんなことを毎日ことをにやにやしながら考えてます。笑
今回は以上とさせて頂きます!
次回をお楽しみにして頂けると嬉しいです!
皆様のご来店心よりお待ちしております!