こんな記事を見ました。
「旧車は“古いから面白い”のではない」
※直接この記事は無いようですが、下記の限定プランのお話のようです
なるほど。で、ふと思った。
じゃあ俺は何が面白くて、20年以上もR32に乗ってるんだろう。
買い替えたい車がなくて、なんとなく乗ってたら・・・なんですが、
たぶんそれは答えになってないんでしょう。
最近も相変わらず色々やってます。
温間でエンジンが掛かりにくい。ガソリン臭い。アイドリングが高い。
リレー換えたり、水温センサー換えて、ホース換えて、キャニスター換えて、
フューエルレギュレーター換えて、燃料ポンプ換えて。
それでも完全には直らない(笑)
そこからキャニスターの仕組みを調べ始める。
パージって何してるんだ。この負圧は何だ。
停止中はどうなってる。そんなもの今までほとんど気にしたこともなかった。
昔も車をいじる時はネットで調べてました。
掲示板見たり、誰かの整備記録を探したり、R32の整備書買ったり。
今はそこにAIがあって非常に便利になりました。
今回も、
「温間で掛からない」
「パージホース抜いたら掛かった」
みたいなところから、
あーでもない、こーでもないと聞いて、車で試す。
違う(笑)
また調べる。また試す。
昔もやっていたことなんだけど、
この確認のサイクルは格段に速くなった気がします。
まあ、おかげでキャニスターのパージ機構について妙に詳しくなりました。
今の車はもっと複雑に制御されてるみたいですが(笑)
古い車は手間が掛かります。
今の時代、手間というのは基本的に減らす方向に進んでますよね。
コスパとかタイパとか。
分かりやすいところだとコーヒーだってそう。
コンビニでボタンを押せば、その場で挽いたそこそこ美味しいコーヒーが飲める。
それでも豆を買って、
ミルで挽いて、
お湯を沸かして、
自分で淹れる人がいる。(→ 私です笑)
効率だけ考えれば意味がない。ボタン一つが楽。
でも自分でやると、豆によって違うとか、挽き方で違うとか、湯温で違うとか、
少しずつ分かってくる。
そうすると、同じコーヒーを飲んでも前とは違って見える。
モノが変わったんじゃなくて、自分側が変わってるんだと思います。
そのものに対する自分の解像度が上がってる。とでも言いましょうか。
R32も多分同じなんでしょう。
25年前は、R32、スカイライン、クーペ、ターボ、FR、速い、カッコいい。
まあそんなもんだったと思います。
今はホース一本見ても、これは何につながって、
何のためにあって、ここがダメになるとどうなるのか、
少しずつ見えるものが増えてきた。
手間を掛けたから偉いわけでもないし、
壊れる車が良い車だとも思いません(笑)
ただ、
自分でやったから分かることは確実にあると思います。
知識として知っているのと、
実際にやって、
失敗して、
「ああ、そういうことか」
となるのはやっぱり違う。
文脈が適切ではないかもしれませんが、
某湾岸ミッドナイトにもこんなセリフがあった気がします笑
「誰かが何かをする。すると、必ず声がする…
ドコかで仕入れた知識や、本で拾ってきたリクツ並べて
そんなコトは知っていた…とっくにわかっていた…
やらない奴はいつもそう言う
他の世界は知らねぇが、ことチューニングの世界じゃ
ソレは通じねぇ…
自分の手で、そして自分の体でやり遂げた者だけが
モノを言えるわけだから」
出典:楠みちはる『湾岸ミッドナイト』31巻、講談社
そうやって自分の手でやって体験としての解像度が上がってくると、
初めて見えてくる価値もあるんでしょう。
AIで知識を得ることは、これからもっと簡単になる。
だから逆に、自分でやってみることの価値は上がるのかもしれません。
……などと考えるようになったあたり、
中の人もだいぶ歳を取ったということです。
20年前は
「座右の銘は棚からぼたもち」
とか書いてましたからね。
恐ろしいですね(笑)
ちなみに、
R32の温間再始動不良はまだ完全には直ってません。
この過程でなんとなく直ったら、それはそれで複合要因だったの?
で気持ち悪いことにはなるんですが、、、笑











































