6/1で終了したNHK土曜22時からのドラマ「パーセント」の感想です。
ネタバレ等も含まれている場合がありますので、ドラマ未見の方は読まないようにしてください。
画像は公式サイトより
【マコ】
「パーセント」は、全4回のドラマで、主演が伊藤万理華さん、共演は和合由依さん、岡山天音さん、山中崇さん、水野美紀さんなどとなっています。
恋愛ドラマを企画したアシスタントプロデューサーの吉澤未来(伊藤万理華さん)が、編成部長から多様性の観点からドラマに障がい者の女子高生を出すよう命じられ、脚が不自由な女子高生ハル(和合由依さん)を主演に迎えて学園恋愛ドラマを制作するという内容です。
障がい者への目線からハルと未来はぶつかり合いながらもお互いを尊重し、ドラマを完成させていきます。
【ドラ夫】
ドラマに登場する障がい者役は健常者が演じることが多いけど、このドラマでは実際に障がいのある役者さんが演じているところがいいね。
主役のハルを演じた和合さんをはじめ、劇団Sのメンバーも障がいのある役者さんたちだったけど、演技も良かった。
障がい者がテーマではないドラマに普通に出てくるようになれば本当のSDGsなんだろうけどね。
【マコ】
障がい者をテーマにしたドラマってお涙頂戴的で障がいは不幸というのが前提にありますが、このドラマは違いました。
障がい者には世間の偏見もあるけど、決して不幸ではなく一人の人間として同じように物事を考えているというのに気づかされました。
【ドラ夫】
ドラマの中のセリフもあったけど、いわゆる「感動ポルノ」ではないドラマになっていたね。
NHKでは「バリバラ」という障がい者の方が主役のバラエティがあるからこういうドラマが作れたんだろうね。
自分も障がい者の方にはなるべく偏見を持たないようにと思っているけど、そういう考えをしている時点でまだまだなんだと思う。
さて、ドラマの内容だが、主人公の未来をとおして現在の障がい者への目というのがよく描かれていたと思う。
最初は反発するはるちゃんと偏見がある未来が徐々に考えを共有して、一緒にドラマを作り上げたところはすごく良かった。
堅苦しくなく障がい者のことを考えさせられ、完成度も非常に高いドラマだった。
また、同じように障がい者をテーマにしたドラマを作って欲しいな。
「パーセント」(5段階評価)
☆☆☆☆☆
【簿記1級の勉強記録】
勉強開始日 平成29年10月24日~
総勉強日数 1919日
前回記録からの勉強時間 91分
総勉強時間 2214時間13分
【盛岡の最高最低気温】
最高気温:18.4℃
最低気温:13.1℃