昨年12月に放送されたNHKの短編ドラマ「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」と「あれからどうした」の感想です。

ネタバレ等も含まれている場合がありますので、ドラマ未見の方は読まないようにしてください。

 

画像は公式サイトより

 

【マコ】

まずは「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」は、昨年12月16日と23日の全2回で放送されたドラマです。

1回90分でしたので普通のドラマ4回分の長さとなっています。

再放送が今年の2月4日(日)と11日(日)にEテレであるようなので、見逃した方はぜひ。

主演は草彅剛さん、共演は橋本愛さん、遠藤憲一さん、松本若菜さんなどとなっています。

ストーリーは親が聴覚障がい者であるコーダ(聞こえにくい親を持つ聞こえる子供)であった元警察官の荒井(草彅剛さん)が、法廷手話通訳士となり、自身が過去に携わった聴覚障がい者の事件の真相を追うという内容となっています。

ヒューマンドラマとミステリーをミックスしたような感じでした。

 

【ドラ夫】

法廷通訳士って今まで考えたことはないけど、聴覚障碍者が加害者か被害者となるケースも当然あり、このような職業は必要ってことに気づかされたな。

手話通訳士という難しい役だったけど、草彅くんの手話が非常にスムーズに見え素晴らしかった。

また、内容もヒューマンドラマとしても、ミステリーとしても非常に質が高く見ごたえがある。

最後に事件が解決してきれいに終わりではなく、コーダとしてのうっ憤を荒井が吐き出す終わり方も現実味あって良かったな。

犯罪者とされた障がい者の娘が、家柄の良いところに養女に行っていたり、結婚式の時の暴露話など違和感がある場面もあったが、それを考慮しても面白いドラマだったと思う。

 

「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」(5段階評価)
☆☆☆☆☆

 

画像は公式サイトより

 

【マコ】

続いて「あれからどうした」は、昨年12月26日から28日まで3夜連続で放送されたドラマです。

それぞれ独立した話であり、第1話の社員食堂の話は戸次重幸さん、臼田あさ美さん、飯豊まりえさんなどが出演、第2話の家族の話は、角田晃広さん、西田尚美さんなどが出演、第3話の警察署の話は、井之脇海さん、酒井若菜さん、岸井ゆきのさんなどが出演されました。

ストーリーは、どの話も食事のシーンから始まり、〇〇してみんなと別れた後に、何をしたのかをお互いに語っていくというものになります。

お互いに語っている内容は嘘が含まれているのですが、実際の行動している映像に嘘を語っている場面をかぶせるという手法で楽しめるものとなっています。

 

【ドラ夫】

かなり実験的なドラマだよね。

この内容で1クールやられると飽きちゃうけど、全3回と短いし、冒険的な手法が楽しめるドラマだ。

自分の理想像を実際にあったことのようにしゃべるというのは実際にもありそうで納得しながら見ちゃったね。

それぞれがどんな嘘をつくのかなというのも楽しめたところだ。

ちょっと残念なのが、オチがなかったことかな。

全員のうその話が最後にうまくつながったり、それぞれ別な場面の3回の話がつながったりすればサプライズになってもっと面白くなったと思うな。

もう少し工夫すれば、また続編もできそうな内容だから今後を楽しみにしたい。

 

「あれからどうした」(5段階評価)
☆☆☆☆

 

【簿記1級の勉強記録】
勉強開始日 平成29年10月24日~
総勉強日数 1831日
前回記録からの勉強時間 25分
総勉強時間 2132時間18分


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