12/17で終了したTBS系日曜21時からのドラマ「下剋上球児」の感想です。
ネタバレ等も含まれている場合がありますので、ドラマ未見の方は読まないようにしてください。
画像は公式サイトより
【マコ】
「下剋上球児」は、主演が鈴木亮平さん、共演が黒木華さん、井川遥さん、小日向文世さんなどとなっています。
このドラマの新井順子プロデューサーと塚原あゆ子監督は、『石子と羽男―そんなコトで訴えます?―』『最愛』『MIU404』『アンナチュラル』などTBSの人気ドラマを手掛けてたコンビとなっています。
いつも1回戦負けの越山高校を熱血監督が率いて3年で甲子園まで行くというサクセスストーリーとなります。
【ドラ夫】
う~んヒット作の手掛けたコンビに日曜劇場の組み合わせなので期待していたけど、完全に期待外れ。
このドラマで良くないところが3つある。
1つ目は主人公の南雲(鈴木亮平さん)が無免許教師だったこと。
2つ目は最初に甲子園まで行ったというネタ晴らしをしたこと。
3つ目が球児たちの成長がきちんと描かれなかったことだ。
他にもこまごま不満はあるけどね。
【マコ】
南雲監督の無免許は放送時も批判がありましたね。
【ドラ夫】
さすがに無免許教師だと、意図的に悪いことをしていた訳だから、いい人だったとしてもフォローできないよね。
「一度の失敗を許さないのか」とドラマで問われていたけど、この内容では一発アウトでもしょうがない。
生徒たちにも迷惑をかけている訳だからね。
もし失敗を描くとしても意図しない暴力事件で教師を辞めることになったとか、免許の更新をうっかり忘れていたぐらいにすれば応援できたと思うけど。
しかもこの無免許問題で全10回のうち4回も費やしているのはどうなんだろう。
【マコ】
2つ目のネタ晴らしが最初にあったのも、試合のわくわく感がそがれました。
結果が分からなければ準決勝の星葉戦も楽しみに見ることができたのに。
【ドラ夫】
そうそう。決勝戦もどうせ勝つんでしょと分かっているととたんにつまらなくなるんだよね。
どうして最初に結果を示したんだろうね。
【マコ】
3つ目の球児の成長が描かれないというのは?
【ドラ夫】
2年目で1勝しかしていない越山高校がいきなり3年目で甲子園に行くことになったけど、強くなる過程がきちんと描かれていないんだよね。
それは南雲の無免許問題で時間を取りすぎたことが原因だと思う。
メインで出た何人かは名前と顔が一致するけど、レギュラーでも名前や顔がよく分からなかったよ。
球児たちの描き方がとにかく薄っぺらくて、勝っても感動できなかったな。
他校の球児たちの描き方も同様で、熱い戦いを感じることができなかった。
【マコ】
結構な酷評ですね。
細かいことで気になったのはどんなところですか。
【ドラ夫】
山住先生(黒木華さん)の淫行疑惑が出てきたり、先生をけがさせてしまったりでしょ。
それから犬塚じいさん(小日向文世さん)があまりにもうざかったし、星葉高校の賀門監督が負けた後に大サービスしたりとかいろいろある。
ちなみに唯一良かったのは主役の鈴木亮平さんの演技かなぁ。
ドラマの設定自体は悪くなかったけど、脚本が悪すぎて日曜劇場では最低ランクの作品となってしまったと思う。
「下剋上球児」(5段階評価)
☆☆
【簿記1級の勉強記録】
勉強開始日 平成29年10月24日~
総勉強日数 1822日
前回記録からの勉強時間 34分
総勉強時間 2126時間22分
【盛岡の最高最低気温】
最高気温:0.8℃
最低気温:-6.8℃