23年過ぎて 彼女どうしてるだろう | AQUA.。時々くうねこ♪=^_^=

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人見知りしない猫「くう」の思い出と コレカラのいろいろと♪ .:*・



群馬県の御巣鷹山。

23年前までは 知らない山だった。


でも23年前からは 強烈な記憶として残っている。




日航機墜落事故の8月12日以降 


毎日のように 

ヘリが パタパタと大きな音をたてて 飛んでいったのを覚えています。



当時 まだ高速道路が いまほど開通されていなかったので

現場から 一番近いインターで 

何台もの テレビ局の車が降り 走り過ぎるのを 目にしました。


それでも 現場からは かなり距離があったはずです。




「ただごとじゃない」 そう思いました。








事故現場は 御巣鷹山。 険しい山。

現場近くは 全てが山。



犠牲となった方々が

体育館などに 安置されました。



人が自由に行き来できる場所(体育館)までは 決して近くは無かった。



そこに どれだけ 運ばれてきたのだろう。

人というより 塊だったと。



その体育館も とても近づけるような状態ではなかったと聞きました。

夏です。

ものすごい異臭だったと。






私には 直接は 関わりのナイ 出来事だったかもしれません。


でも


現場ではないけど いつもと違う光景を 沢山みてしまったから


遺体安置場所の話を 見た人から 直接 聞いていたから


私には 忘れられない記憶。










それから10年くらい後のことです。



私が勤める職場に、年上の女性が入社してきました。


少しずつ親しくなるうちに 恋人や結婚の話題に。

彼女は 「恋人は いない」 と言いました。




そしてあるとき話してくれました。



出張で出掛ける 彼(婚約者)を 


「またね」 と 空港で見送った彼女。


それが最後になってしまったと。

彼(婚約者)は この事故の犠牲者だった。






彼女は いつも どこか寂しげな人でした。


彼女は 今 元気にしているのかな。

元気でいることを祈ってます。






犠牲となった520人の命に 哀悼の意を表します。


そして 千の風のように 


大切な人を 見守っていてくれていると 私は信じています。

 合掌。



(素材*まったりほんぽ