4月24日は「おうちで和食 基礎のき」春の会を開催しました。

テーマは、「おだしをとる」。
テキストや料理屋さんの取り方とは違うけれど、

手軽でしかもおいしいお出汁がとれました。

 

今回は、昆布水をベースに鰹本枯れ節と、

私のお気に入りの鮪節の二種類を味比べしていただきました。

お野菜の下処理なども丁寧に。

 

お献立は、鯛の木の芽焼き(お見本の鯛は、ちょっと薄かったです)。

そしてお出汁をベースに、お浸しは割り醤油で、

お出汁に浅蜊の旨みを加えた煮物を作りました。

 

煮物に使った独活の皮も、お出汁を効かせたきんぴらに。

 

ぷっくりつやつやの豆ご飯は、お豆の風味が凝縮、

桜海老の釜揚げを混ぜ込んだので、お塩はなし。

おだしのうまみそのままのかきたま汁も、ほんの少し塩をおとしただけです。

 

試食しながら、「お出汁をまずとって、その旨みでお料理を作るって、

こういうことなんですね」って言葉をいただき、とても嬉しい事でした。

 

お抹茶と召し上がっていただいた和菓子は、

きんとんで「遠山」を作りましたが、撮影し忘れました。残念!

 

「おうちで和食 基礎のき」は、簡単なお料理ばかりですが、

毎回お出汁をとることから、丁寧に実習したいと思っています。次回は秋の予定です。