帰国前のイタリア人の留学生に、お茶の体験をさせてあげたいのでと、お声をかけていただき、先日遊びに来てくださいました。節分から立春大吉、新年の春を祝う取り合わせで、お迎えしました。

お茶筅をふるのもお上手で、裏流にふんわり美味しく点てられて、びっくり。

少しお炭手前もご説明し、長い時間正座され、日本語もお上手。ほめると「とんでもないです!」って、謙遜も日本的^_^。見習いたいことばかりでした。

「いただきます、どうぞ」という、亭主と客の挨拶だけでなく、連客の「お先に」という言葉かけも、共にいる人とどうしたら和やかに気持ちよく過ごせるかと、心をよせること。

狭い茶室から、その先に社会全体、世界の平和につながる、というような長い説明も「素晴らしいです!」と言ってくださり、感激でした。

イタリアのオススメの街など、色々お話も伺えて、ホスト側の私の方が気持ちよいひと時を楽しんだような…。

素敵なご縁をいただき、感謝です!

お菓子は、こなし「新玉」。「新玉」とは原石のことであり、新年を表します。新しい年に、原石を磨いて磨いて、年末には宝石にしていただきたいと願いをこめました。


via 掬水舎
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