うつわギャラリー麻乃屋「小筥」サロン
和食料理教室「日々是好食」文月の会で、
ご参加の皆様に召し上がっていただいた和菓子です。
錦玉羹で、菓銘は「波の綾」としました。
ゆらゆらと漣がそよぎ、
水面に織物のような表情が浮かんでは消えていく。
今この一瞬しかない、
儚いからこそ美しい波の綾。
一歩家を出ると溶けてしまいそうな暑い中、
頑張ってご参加くださる皆様に、
ほんのひと時でも涼感を得ていただきたい、と作ってみました。
器は、小倉智恵美さん作 竹製の平皿。
繊細な作りで、いつまでも見て入られます。
とても繊細なのですが、お菓子もお料理でもなんでも
受け入れてくれる海のような懐の大きさがあるように感じています。
麻乃屋さんが涼しげに撮影してくださいました。