特に、お金に関わる悩み事を容易く解決できる妙案を見つけるのは難しい事ですし、すべてを一言で片付けるわけにもいきません。
時々、投資商品の価格の下落が著しく、このまま保有するかいっそ解約すべきか、迷われている方がおられます。
後悔しても始まらないと思っていても、必要に迫られた資金であるほど、次の一手が重くなります。
その上、どれだけ目減りしたのかが先に立ってしまい、保有残高を念頭に置いている方はそう多くはありません。
そのような時は、「いま残っている資産で足りないか?あと、どのくらい増えれば希望の用途を賄えるのか?」と、過去の収支成果ではなく現実に目を向ける事で、理性が感情に追いつき、将来に向けた手を決める事ができます。
また、生命保険においても、既契約の見直しや新規加入において商品性の損得で取捨選択を決めかねる場合もあります。
保険は安心の為の先物買いでもあるので、確かに保障が充実するに越したことはありませんが、突き詰めるほど、その際限もないものです。
大切な貯蓄形成に回す金額が不十分だと感じられるのであれば、「仮に現在の保険料を半分に減らさねばならないとしたら、何を残すか?」と考えてみて下さい。すると、どの保障も捨て難いと悩まれていても、往々にして「あったら嬉しい程度の保障」ではなく、「なくてはならない保障」を自ずと選ばれるものです。
また、老後の生活資金に不安があるならば、現在の生活水準や生活費の目安を考えられてたりします。
将来の予測は不確かでありますが、今の預貯金の額と年金額から介護費等の予備を指し引いて残った金額を、老後の生活資金として考えてみて下さい。
各々の価値観が異なるのと同じく、その先も幾つもの選択をしながら暮らしていくのですから、例えどのような選択を下したとしても不正解ということはないと思います。
「人間万事塞翁が馬」のように、考えられれば、せめて気持ちが少しでも楽になるような視点で捉えてみたいものです。
お金の事や、キャリアの事。そして女性の自立の事など、あなたの人生をよりよく、豊かなものにする為、必要な事、大切な事が学べるようになってます。