先日、流れて来た吹奏楽から、Rちゃんのことと自分の恥ずかしい過去を思い出しました。
姪のRちゃんはトランペット専攻の音大出ですが、演奏家の職に就くことが出来ず、結局女優になりました。
コロナ禍以降仕事が極端に減った女優業の傍ら、トランペットを生かす仕事を諦めてはいないようです。
恥ずかしい過去とは、高校時代、友人の男子達のロックバンドに助っ人キーボーディストとして参加した時のことです。
文化祭で、あるロックの世界的名曲をコピーすると決まった時、
「私にフルートを吹かせてよ💗」
と自ら提案し、その曲の命とも言える出だしの美しいメロディはミスなど許されるはずはなく、必死に練習してノーミスで演奏しました。
しかし...
出演が終わってステージを降りた私に、ブラスバンド部のK君がスタスタと近づいてきてこう冷たく言いました。
「本物のフルートの音が全然分かってないよ」
私はフルートを買って数か月、誰にも教わることなく独学だったのでした。
吹奏楽器を甘く見るな!ですよね......
ノーミスで吹けただけで少々得意になっていた自分を恥じました。
恥じて、フルートはその後付き合った彼氏にあげてしまいました
私は愚かですが、こうした謙虚さを常に忘れない所は自分の長所と思っています。
しかし世の中には「恥」も「謙虚」も持ち合わせない人はいるようです。
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2021年1月5日YOSHIKIさんは、打ち込みで作ったForever Love音源に当て振りしたトランペットを吹く映像を、YouTubeにUPし、「子供の頃トランペットやってた」というコメント付きでTwitterとインスタにもUPしました。
このTweetには現在も、騙されて電子音を崇め🤣、YOSHIKIさんを称賛する以下のようなコメントが溢れていますが、未だに騙されたままなのでしょう。
◆なんて澄んだ音なんだろう。お人柄がでますね。
◆YOSHIKIさんトランペットうますぎる。
◆こんな素敵な音を出せるなんて。
◆優しくて素敵な音色、感動して涙が出ました。
◆光がさすように心に響きます。 胸がいっぱい。
◆哀しさもあって。でも優しさも感じられて。
◆ピアノと同じ優しい音色、心と身体が癒されました。
同日、YOSHIKI PR事務局は【YOSHIKIトランペットで「Forever Love」を演奏する映像をSNSで公開】(⇦なぜかたった1週間後に削除された為リンクはarchive)と題し、
「絶賛コメントが世界中から多数寄せられている」
との記事を出し、更にそのプレスリリースを数多のメディアに報道させました。
国内・国外の厖大な数のファンが本当に演奏していると騙され、YOSHIKIさんを称賛しましたが、YOSHIKI PR事務局には明らかに騙す意図があったと言える根拠はこの記事に書きました。
➡【当て振りトランペット事件】
※私の今回のこの記事にクレームを付けようと思う人は、まず、このFC2記事を読んで根拠と共に反論して下さい。
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YOSHIKIさんは本当にトランペットが吹けるのでしょうか?
「子供の頃トランペットやってた」だけで半世紀近くもトランペットを触ってもいないなら、普通はマトモな音さえ出ません。
Rちゃんは自分の演奏力を失わないよう、今もトランペットの練習をしています。
私はフルートの運指も忘れ、当然、今フルートを手にしても音さえ出せないでしょう。
‟YOSHIKIさんは、本当はトランペットを全く吹けない”
そう推測する大きな根拠となる事実を、上記の記事を書いた際にはスルーしていたことに気付きました。
B♭管なのに当て振りはC管運指だという事実です。
映像を見ると、YOSHIKIさんが手にしているのはB♭管(ベーカン)のトランペットでC管(ツェーカン)ではありません。
標準的トランペットはB♭管で、これで吹くと音が全音1つ分ずつ低くなります。
Forever Loveの出だしは「ファ・ド・♭シ・♭シ」ですが、これをB♭管で吹こうとするなら「ソ・レ・ド・ド」と吹かねばなりません。
しかしYOSHIKIさんの運指は、例えば2音目は「レ」なのに、指は1つも押していない解放音の「ド」の状態です。
つまり、C管の当て振りなのです。
更には、運指を間違えているように見えます。
「♭シ」の時に2nd(中指)と3rd(薬指)を押していますが、正しくは1st(人差指)で、替え指の場合でも1st・2nd・3rdです。
以上の私の指摘は、Rちゃんに教えて貰ってもいません。全て私の独学です。
違っていたら訂正と謝罪をしますのでご意見下さい。
映像はこちら➡Twitter
YOSHIKIさんは絶対音感があるそうですから、当て振りする音源がB♭Majorであることは分かるはずです。
それなのにC管の運指で当て振りしたということは、
❶自分が手にしているのがB♭管であることも分かっていない
または、
❷B♭管での演奏方法を忘れている
もしくは、
❸そもそも最初からトランペットの奏法を習得さえしていない
ということになります。
注:ブラスバンド等で子供が習うのは、ほぼ100%B♭管です。C管はクラシックオーケストラ以外では殆ど使われません。
YOSHIKIさんがトランペットを全く吹けない可能性は限りなく高いと言っていいでしょう。
更には、
運指を間違えているという私の指摘が正しいなら、吹けないのは確実です。
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この当て振り映像は、自身のドキュメンタリー映画でのトランペットを吹くシーンだとのことですが、映画公開時に当て振りだとの告知をするとは思えず、再び膨大な数の観客/視聴者が騙されるのでしょう。
実際に吹けもしないのなら、当て振りシーンを入れること自体、道義的に許されるのでしょうか?
罪悪感以前に、当て振りを映像に残すことに羞恥心さえも無いYOSHIKIさんの人格は、理解の範疇を遥かに超えています。
YOSHIKIさんは‟音楽家”なのでしょうか?