作風って盗めるの?

 

MeYouは昔、一瞬、作曲家になったことがあります。

当時の大卒初任給ほどの報酬を貰いました。

私に作曲の依頼をしたのは、身内のある団体でした。

要は癒着です爆笑

名のある作曲家に依頼するより安上がりだし、身内だし!

 

私の作った曲、皆さんに聞かせたいですが、残念ながら身バレになるようなことは出来ません...。

どんな曲かって?

Toshlさんの『スイーツアイランド』に作風がクリソツです!

 

Toshlさん、MeYouの作風を盗んじゃ、いや~~ん!チュー笑い泣き

(注:私が作った曲をToshlさんが聞いた可能性はマイナス1万%です)

 

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最近、ある作曲家が、AIによる作曲の権利を制限すべきというような発言をしたそうです。

「僕のこれまでの経験を全て学んで僕の音楽を完璧に再現するAIのYOSHIKIが現れ、本物の僕との違いが分からなくなったらどうだろう。僕ではない誰かが、僕を装ってAIに曲を作らせてしまうという懸念がある。自分の音楽がコピーされたら、著作権の侵害だ。プロとしては、プライドの問題でもある。」

 

一見、尤もらしく聞こえますが、規制の具体性どころか具体的な想定さえも存在するのか疑問です。

作風をイメージできる作曲家って、どれだけいるのでしょうか?

ハイドンとモーツアルトが新しくピアノ協奏曲を発表したら、どれだけの人が両者を判別出来るでしょう?

小室哲哉さんも、自分の「小室っぽさ」とは何か分からないと言っています。

 

逆に、自分の人生を丸ごとAIにインプットして『私の人生交響曲』が作曲出来るようになったら、それは素晴らしいテクノロジーに思えます。

 

しかし実際には、AIに誰かの人生を全てディープラーニングさせることなど不可能です。

60歳の人が産まれた時から現在に至るまでの人生経験自体、本人の記憶に頼らざるを得ない点で、既に学習できる絶対量が致命的に不足します。

また、経験を学習しても、その時々の人間関係や環境によって持つに至った感情は様々であり、60歳の人間が60年間の人生で形成されたのと同じ人間性を持つAIなど、出現しないでしょう。

 

YOSHIKIさんの「僕のこれまでの経験を全て学んで」という言葉は、実現不可能であるとともに、ドラマティックな人生自慢と、人間性や作曲能力への自惚れを感じさせています。

《参考》

➡「AIとどのように共存していくか」「法整備よりテクノロジーが早く進化」YOSHIKI 2024.1/7読売新聞

小室哲哉「マウスのような存在」 理研での研究内容を解説 AI×音楽の将来について白熱対談が実現2022.11/16 ORICON NEWS

 

私は作曲家YOSHIKIのファンですが、曲の特徴を語れと言われてもできません。

ある新曲が「YOSHIKIを装った曲だ」と言われたとしても、

「YOSHIKIの作風が盗まれた」と確信する事などあり得ないと思います。

 

明らかに似たメロディとコード進行を使えば、それは《AIかどうか以前に盗作疑惑》でしょう。

 

人気俳優の顔や人気歌手/声優の声を使ってAIに創作させたなら、明らかに権利問題が生じると思います。

しかし、作曲に関しては、AIを使ったかどうかの判別は困難です。

そして、作曲家自身もAIを取り入れた作曲をする時代になるのだと思います。

 

また、‟作風を真似て作った曲”という概念が成立したとして、その曲がヒットしたなら、作風とされた作曲家にとって名誉なことにも思います。

 

 

「AIで30分で作った曲と市場を争うことになって、収入が期待できないなら、1年かけてヒット曲を作りたいというインセンティブが弱まる」

 

この発言も、気持ちは分かりますが、「AIに仕事を奪われる」ことなど一昔前から言われています。

AIを使ったかどうかの判別は難しいし、AIの進歩も浸透も加速度的に進み、現在作曲家として名を成している人達も、普通に使うことになるのだと思います。

(小説の創作には既にAIを全面的に使った作品が賞を取るまでになっています。

コメントNo.36参照)

 

作曲のインスピレーションとAIとを使い分け、使いこなす時代になるのでしょう。

 

 

口パク当て振り作曲家のプライドとは?

 

AIへの対抗心と懸念を長々と述べてメディアに報道させた作曲家は、音楽番組では自曲を口パク&当て振りしています。

 

自作曲をどう演奏しようが、他人にどう演奏されようが、気にしていないのです。

そんな作曲家が、盗まれることを懸念するほどの、作風とか作品の世界観等にこだわりや自信があるとは思えないし、「プライドの問題」など存在するのでしょうか?

 

また、コンサートで歌ったことも無い新人歌手がテレビで口パクをしたら普通は非難囂々で、実力皆無だと切って捨てられるでしょう。

その口パク音源は誰も本人の声を知らないのでAIで作った可能性があることになります。

 

「僕を装ってAIに曲を作らせてしまう著作権の侵害」?

パターン化されるほどの、数多の曲を生んで来たとも思えません。

 

AIに真似される心配をする以前に、公約したアルバムを出して下さいお願い

 

 

作曲と演奏は別問題という擁護は成立するでしょうか?

秀逸なメロディも、秀逸な歌手による表現がなければ感動は沸き起こりません。

私はToshl以外がボーカルだったなら、X JAPANファンになっていませんでした。

 

口パク当て振りを恥ずかしげもなく披露し、事前・事後に自慢のSNSをUPするような人物は、心の底から軽蔑します。

この私の想いは、歌手・演奏家の、根本的成立理由を思うからです。

音源に当て振りするだけなら、この地球上の数十億人に可能です。

口パク当て振りを容認することは芸術を否定することのように私には感じられます

 

エフェクターで、幾らでも修正した「上手い歌」の音源が作成可能であり、

デジタル編集技術が確立し、「上手い歌」に口パク&当て振りで視聴者を騙すことは更に容易になりました。

口パク&当て振りはテレビ局のエゴもあるということも認知されていますが、自分で企画して常に当て振りのミュージシャンは、どう見てもテレビ局の都合ではなく、「自分の都合」で口パク&当て振りをしていると思えます。

 

しかしエンタメ界を見渡せば、ミュージシャンとして口パクなど到底あり得ないというプライドで、生歌を披露している歌手は健在です。

皆さんもこれは本物だと感動した歌手は何人もいたと思います。

 

私は口パク当て振りで視聴者を騙すことに対しこれからも抗議を表明し続けます。

口パクに拒絶反応があるのは世論の大半だと思います。

日本の音楽番組のプロデューサーが口パク禁止令を出したことがあったそうです。

 

アメリカでも口パクに抗議する人は一定数存在します。

過去には、グラミー賞受賞歌手が口パクが暴露されて、賞を剥奪されています。

 

本番で音痴になっちゃう?

本番で歌詞を間違えちゃう?

本番で上手く演奏できない?

それでも私は口パク当て振りよりも遥かに価値を認めます

 

歌手の力量不足のリスクだけでなく、機材の問題でも放送事故のリスクがある?

たとえ放送事故があったとしても、

口パクは一切無いと謳う歌番組があるなら尊重します。

 

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前回記事で私は、YOSHIKIさんの紅白での『ENDLESS RAIN』口パクではないと思う人に対して、根拠を教えて下さいと呼びかけましたが、意見は寄せられませんでした(逆に、口パクだと思うというDMを3人から頂きました)

 

「聴く耳ねーな」と私を貶したエヌゾーさんからもお返事は頂けませんでした。

2度も質問をポストしたのですが...断言した根拠を是非ともお聞きしたかったです

 

口パクなのか違うのかを問題にする以前に、根拠も示せないのに他人を貶す人間は、真の芸術を見極める目も心さえも持っているのか疑問です。

 

「聴く耳ねーな」と宣ったエヌゾーさんの審美眼がいかほどのものか、この歌を聞いて分かったように思います。

読者の皆さんも『名盤ラジオ』の方々にご興味があれば、この動画の演奏で音楽性をご判断頂けます。

特に5:05~5:35➡The Sun Shines On - VOY Live at Kichijoji Silverelephant (youtube.com)

特に1:12~1:30➡Diffused Reflection - VOY Live at Kichijoji Silverelephant (youtube.com)

 

 

 

 

追記❶私のブログに2年以上前から支離滅裂なコメントを入れ続けているコメント者のIPのひとつ。この記事に入れられたコメントは10以上(削除済)。

 

 

追記❷IPブロックリストの一部。全て1人の人物です。

4代目MeYou時代以降の7か月間だけで、40個以上のIPをブロックしてきました。