あの日から1年。
正直言えば、昨年3月11日のあの瞬間が来るまでは、"何かしなきゃ何かしなきゃ"とか"時間を無駄にしないように何か考えないと…"とかいろいろ考えたりしたけれど。
震災以降から今日まで、どこか"どうでもいい"というか"もう何が起こってもどうなってもいい"と投げやりな気持ちできた部分は少なからずあると思う。
生活の支えとなる様々な要素を失い、本当の意味で心を落ち着ける場所を失い…
変わりに出てきたのは、"これからどうするか"という不安と、未だハッキリとした方向性の持てない父親の傍にいて、周りからうざったいくらい聞かされる"これからどうするのか"ということ。
もちろん私だけじゃ、自分だけじゃないと分かってはいても、別に表に公言している訳じゃなくても…
逃げ出したくなる。
全部放り投げたしたくなる思いは、ずっと心の片隅にある。
そんな思いも時間をなあなあに進ませてしまう原因の一つにあるのかもしれない。
この1年の節目に、なんとかあっという間に流れてしまう感覚の一日一日の時間を元に戻したい。
そう思っている。
そして現状ではそれが難しいことも。