昨夜の海況から、釣りは無理。
嫁ちゃん、五日連続で夜いない。
次男、三男も大満足!!
今夜も釣りの代わりに料理さ。涙
最近読んだ(Audibleで聞いた)本!
↓これね。
鳥の言葉って、どういうこと?
そんな疑問を抱きつつ、読んでビックリ!
知らなかったぁ~。
この本は、絶対読むべきだと思う。
著者は鈴木俊貴。
なんと!
世界で初めて動物が言葉を話すことを突き止めた人。
動物言語学という学問分野の誕生だね。
youtubeにも結構動画がある。
たぶん、多くの人が常識を覆されると思う。
我が家でもセキセイインコを飼っているけど。
時々、こちらの鳴き真似に反応するんだよね。
ジ、ジって2回言うと、インコも2回ジ、ジって返す。
3回言うと、3回返す。
なんと!次はインコから4回鳴いてくるから。
こちらも4回返す。
これって、コミュニケーションじゃね?
著者の鈴木俊貴は、シジュウカラの研究で。
カラスが近くにいるときの警戒の鳴き声。
ヘビが近くにいるときの警戒の鳴き声。
そこに、違いがあることを発見する。
巣の中のヒナは、親の鳴き声で行動が変わる。
カラスなら、じっとして動かない。
ヘビなら、なんと巣から飛び出す。
また、シジュウカラが文を作っていることを発見。
ピーツピ・ジジジジジ。
ピーツピは、警戒しろ。
ジジジジジは、集合しろ。
組み合わせて。警戒して集合!となる。
また、コガラという別の鳥の鳴き声を組み合わせて。
その意味が通るかを実験。
ルー大柴の登場には笑えた。
日本語に英語を組み合わせたルー語。
文章の一部だけをイングリッシュにリペアする。
コガラのディーディーは、集合しろ。
つまり、ルー語のように、シジュウカラ語とコガラ語を組み合わせる。
ピーツピ・ディーディー。
・・・通じたことで、言語であることを立証した。。。
著者にとっては、シジュウカラに言葉があり、文を作ることは常識だったけど、それを世間に広めるために実験し、論文にする。
そんな発見も驚きや面白さがあるけど。
研究者自身が研究対象の動物に似てしまうという問題!
お米だけで2週間暮らした問題!
・普通の炊いたご飯
・時間がないときには、水を加えて食べる即席ご飯
・ほんのり甘みを感じられる、お湯を加えたご飯
飽きないように、3種類のメニューを自ら開発している。
調査のご褒美にキャベツ1玉を丸ごと食べて苦しんだ問題!
実家の両親にシジュウカラの「言葉」を覚えてもらい、自宅の庭に来るシジュウカラを守ってもらう問題!
等々、思わず笑ってしまうようなエピソード満載!
天才の発想には、余裕と遊びがあるんだよね。
アリストテレスより、2000年も続いた人類の誤解。
動物は言葉を持たない。
それは、いつしか常識となり、誰も疑わなかった。
この本は、それが誤解であり、動物の言葉を知れば、人類が救われる事を示唆する。
自然破壊は、動物の言葉を聞かなかった人類の傲慢である事に気付かされるよね。
著者が開拓している動物言語学は、今後、さらに注目されるかもね。
動物言語学の幕開けである。
?そういえば、昔、バウリンガルって犬の言葉がわかる?道具が販売されてたよね?
一つ疑問!
シジュウカラは、ジャージャーがヘビを表す単語だと、いつ学習したのだろうか?
全国の教育パパ・ママさんに言いたい。
学校や塾の教育で、子どもは賢くならないよ。
いやいや勉強しても、余分な知識を詰め込むだけ!
自由な遊びの中で、興味を持つ。
興味を持ったことには、目を輝かせて調べ、学ぶ。
それをサポートするのが親なんだよね。
また、親が勝手に本人の希望や興味を決めつけてもダメ。
そして、興味を持ったことに夢中になり、自分の将来を考えたとき、必要なら勉強し、塾にも行きたいと自分から言うから。