その後、監督は話をまとめてくれました。監督とともにそのコーチは一歩下がると。そして、代表を私にと言ってくれました。
これが私のチャレンジだ!と息を飲んでスタートしたわけです。
次男も残り、これからのチームをしっかり立て直す。そんな気概でスタートした。
常識ない人間は関わらせない。それに越したことはない。
ここからは私の持論。
監督の想いと一致しているのは、チーム員が歪み合わない強いチーム作り。人格否定なんて有り得ない。試合中にナイスプレー、ドンマイが行き交うチームの人間性。あきらかな指導の差別。これが許されてはいけない。他チームにそんな黒い世界はない。
そこで、新たに始動したのはコーチの組織体制。今のままではコーチの意見が割れた時にいずれ意見が飲まれてしまう可能性があるということがある。それを取り除くことが先決。
今いるコーチ体制はこうだ。
監督代表として、私。男子ヘッドコーチとして20代の若手コーチでコーチ歴は私より長い人材。女子ヘッドコーチとしては娘がキャプテンをする私の中学時代の同級生でチームメイト。
そして元監督、そして私の警戒するコーチ。
そこに加えてバスケ経験はないが、スポーツに長けた才能を持つ私の中学時代の同級生を加えた。
ここで、コロナ禍の中、いかに活動して最高のチームを作るかが課題だ。
脅威のコーチがしばらくはまだ影響している日々が続き、当時の5年生は3名。4月になるまでになんとかしないとと計画していたところ、活動してはまた休止、、とコロナに振り回されていた。
そこで悲報がやってきた。女の子の5年生が来なくなった。辞めたとの噂。
正式に挨拶に来たときは既に更新の時だった。
そして、また続く悲報。男の子の5年生も6年にあがる直前に辞めた。
ついに6年生の新体制で6年生一人というスタートとなってしまった。それが女子ヘッドコーチの私の同級生の娘だった。キャプテンとしてしっかりやってくれていたと今も思う。
とは言え、この世代には可哀想なタイミングだったかもしれない。男子に関しては一回戦敗退ばかり。余談ではあるが、脅威のコーチがやっていた時代も勝てた試しが一度だけだったように思う。しかもそのコーチが用事でいなかったときに今の体制で対応したときに一度だけ勝った。
そして、6年生一人の女子チームも人数もギリギリで大変だったように思う。
いいように考えれば5年生以下しかいなかった男子は試合経験が普通より増える。一年我慢すればいいチームになるよと励ましてきた。
この時はまだあんなことやこんなことが起こるなんて思ってもいなかった。