漫画家西原理恵子の旦那であった「鴨」こと鴨志田穣さんが亡くなってもう3年が経つ。

嫁の知名度の方が圧倒的であったわけで、旦那の方が収入が少ないことが漫画のネタになっている
こともあった。
だが、基本的にはこの夫婦は愛し合っていたように多くの読者は理解していただろう。
離婚も愛ゆえのものだったと。

http://ameblo.jp/aquariangospel/entry-10240778183.html

絶筆を読んでもそのように感じられる。

ところが最近以下のようなブログエントリーを発見した。

昨日の朝、同業者から「鴨志田が肝臓がんで死んだ」と連絡があった。
彼がタイに来た当初仕事依頼は無く、生活にも困っている様子で「日本食を食べさせてください」と何度か私のところに来たことがある。
その後、橋田俊介氏(イラクで殺害されたジャーナリスト)の事務所で鴨志田君をカメラマンとして採用した。
橋田氏は「鴨志田は自称カメラマン。基本も分からないど素人。これから俺が鍛えて一人前のカメラマンにしてやる」と言いサラエボ、カンボジアの戦場(ポルポト支配地域)に連れて行き取材中、ポルポト兵に捕まり放送用カメラ機材と現金を略奪された。
取材現場で時々鴨志田君と会ったが橋田氏に怒鳴られてもいつもニコニコしていた彼を思い出す。
そして西原さん(漫画家の西原理恵子)がバンコクに取材に来た時、彼と知り合い彼女のブラジル取材の時コーディネーター件カメラマンとして同行し愛し合うようになったそうだ。
彼と西原さんの婚約を知った私達は「よくやった。頑張れ逆玉」なんて冷やかしていたが皆羨ましく思いつつも彼を励ました。
鴨志田君と西原さんの結婚後、彼は橋田氏の事務所を辞め東京で西原さんとコンビで忙しく仕事をしていたが彼女と一緒だから仕事は入る、というプレッシャーで毎日酒びたりになり肝硬変で入退院を繰り返していたそうだ。
偶然バンコク郊外の釣り場で橋田氏と彼に会ったことがある。
その時彼は「今はなんの不自由も無い。東京の高級マンションに住みベンツも持っている。でも彼女の本のネタにされるのはもう耐えたれない」と言ったことを覚えている。
西原さんと結婚する前は彼は全くの無名カメラマン。アジアパー伝は彼をネタにしたもの。
今度も彼の死をネタにして西原さんは本出すのだろうか。止めて欲しいね。


この記事によれば、どうやら鴨志田氏の劣等感、精神的な不安定さは西原さんにも責任が
ずいぶんあるように思われる。
また、有力者の亭主だから仕事が入るというギョーカイの体質もその一因と読める。

というかこの記事よれば責任は嫁にあるというような書き方だ。

無論一方的に信じるわけには行かないが、おそらく
「今はなんの不自由も無い。東京の高級マンションに住みベンツも持っている。でも彼女の本のネタにされるのはもう耐えたれない」
と言ったのは事実なのだろう。
冷静に考えれば、あのように漫画に描かれるのはよっぽどでなければ耐えられないだろう。
マジメであればあるほどキツいだろう。

西原さんの性格は、とても繊細で情が厚いという風に読者には思われているだろう
私もそのように思っていた。

しかし旦那の死後まもなく、次の子が欲しいというような文脈で
「ちんぽ狩り」という表現を使っていたのにはさすがに引いたし、
学校をネタにしていることをめぐっての学校側とのトラブルなどに関する
主張などを見ると
これは、ただのご都合主義のヌル左翼なのでは???
という感じも否めない。つまり「鈍感」
だと。


人の評価というものは本当になかなか難しいと思う。




それにしても、最近こういうどうでもいい記事を書く、キーボードを打つだけでも
体がしんどい。健康診断で十二指腸潰瘍かもしれないと言われ、胃カメラを飲んだところ
瘢痕、つまり治った跡があるといわれた。そして定期的に胃カメラを飲めとも。

単純に仕事が忙しいというのもあるが、本当に生きていくということは
大変なことだと思う。しんどい。
金持ちの嫁が欲しい。