四柱推命
「従官殺格」の人の生き方は、
「身弱」な星なので、
字のごとく自分を殺し縦の繋がりを大切にすることで立身出世する。
政治の世界、大学、官公庁、自衛官、警察官、
大手企業などの管理能力、経営能力優れ、
女性は官星の星が多いので、男性に囲まれた仕事に就きやすく、
企業戦士として情熱を捧げる人、男性の縁も変わりやすいでしょう。
今話題の政治家
辞任に追い込まれた人の命式観ると
(昭和43年)1968 年9 月12 日生まれ(時間不明)
戊申年庚申月乙酉日。
🔶 時間不明なので・・・
日主、乙酉日生まれ男命。普通は「正官格」である。
日主乙日身弱で官星(正官偏官)が日干を剋す申、酉の金星が4つあり、
さらに正財「戊」も剋す星を生み出し日主の乙日をさらに弱めている。
「金剋木」ばかりである。
「正官」は、品行方正、几帳面、礼儀正しい人です。
しかし「正官」が大過すれば官殺混雑に、
「正官」が「偏官」寄りになります。
人間関係の不和,中傷、左遷、失職などの苦労があるでしょう。
自分を殺して、人に合わせて恩恵を受ける人。
災いを転じて福にする人です。
五行で観ると・・・
自分の星木1つ、火0、土1、金4、水0。
「乙」きのと(陰の木)を助ける親星の「水」偏印、印綬なし。
自分自身が弱く助ける五行の「印星」がなく、すべて
自分を剋す正官、偏官(権力、名誉の星)が多い。
(自分「乙」は、周りのすべて剋す星に囲まれている。)
「従官殺格」とは…
名誉を得るには、自分の星を剋し弱めるのが良し。
自分の星を殺し、周りに従うことが吉。
成立条件
🔹官殺が月例を得ていること。
🔹官殺が重なり偏印、印綬が一点もないこと。
(日干を助けるのが印星だから)
🔹食神、傷官は凶である(正官偏官の主役を剋すため)
※日干を剋して弱める正官偏官が多い命式、日干乙(つる草)を刀で切りつけられて
身弱がさらに身弱になっている。
🔹もし、生まれ時間が庚、辛、申、酉の「金」だと
完全な「従官殺格」になる
2022年2/4~2023年2/3まで、壬寅年。
★乙日生まれの「従官殺格」の人は、
「官」に従って名誉を掴む星。特殊星である。
壬寅年は、印綬,劫財(帝旺)の年だが凶である。
従官殺格日干が強くなると大凶になるのである。
壬水は印綬(親の星)
「寅」の大木が巡ると強くなる年・・・普通の命式は大吉◎だが、
「従官殺格」はダメ、大凶。悪いのでのである。
★「従格」
従財格、従官殺格、従児格、従勢格を云います。
極度の身弱なので正義感、義務感、周りのボスに従い使命感の強い人なのです。
日干を助ける五行がなく極度に弱くなり、財星、偏官、
正官、
食傷ばかり多い場合。
★官星のみは官に従い、
食神傷官のみは食傷に従うことで
立身出世する命なのです。
🔶日干が弱ければ弱い程、良い命式になり、
「財」は日干を弱める五行なので吉。
◇反対に「日干」に力を与える印星、自星は凶になります。
日干を弱める五行が巡る大運、年運、月運,日運が吉で、非常に幸運の持ち主だと言われています。
廻る運で日干を助ける五行がくるとバランスを崩すので「破格」になります。
※「従格」にあたる命式は、全体の1%程度しかありません。
例
「従官殺格」は、極度の身弱である。
🔹丁巳年丙午月辛巳日甲午時。
🔹丁巳年丙午月庚寅日丙寅時
🔹癸酉年庚申月甲申日壬申時。
🔹壬申年壬子月丙子日壬辰時。
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