想像もしない世界に突入した感じがします。
もうすぐ半世紀ですってよ。
20代で死ぬと思っていたので、倍以上生きたことに

とにかくびっくりしています。

今はやはり「生かされている」のか。

親戚に早世した人が多いので、私もそんなものかと
思っているのですが。

父親が珍しく「誕生日おめでとう」と言ってきて

「お前、今年で54になったんか?」

と聞いてきました。
お父さん、あなたの娘はいつの間にそんなに
年を取ったんですか?
まぁ、自分の誕生日を間違える人なので
そのくらいで驚いていてはいけないのです。

そんなおとぼけな父が
「何かほしいものはないか?」
と言ってきました。そんなことを言うのも
初めてなので驚きました。
ほしいものはたくさんありますが、お金で
買えないものばかりですし、何より本当に
ほしいものは自分で買うのです。
「両親ふたりが元気でいてくれれば、
 それだけで十分だから。」
と伝えました。
むしろ毎日私を支えてくれる両親に、
私が何か買ってあげたいくらいですが。
そんな壮大なものを買えるだけのお金がないですし、

たぶん「いらん」と言うことでしょう。
なので、私もがんばって元気でしあわせに
生きるようにがんばります。

 

夕飯にカニを買ってきてくれたそうですが、

ごめんなさい。
お昼に感情がうわーっと高ぶることがあって、

おいしくカニを食べられない状態なのです。
カニは明日いただくことにします。
もう少し暖かくなったら、今度こそ一緒に
黒部のトロッコに乗りに行きましょう。

 


いろいろと悩み事が尽きないので、相談に
行ってきました。
前にも行っているのですが、どのように
解決していけばいいのかが全く分からず。
そして解決しても無駄なのでは?という
あきらめに似た気持ちもあり、ついつい今まで
ひっぱってしまいました。
手を離すことはいつでもできた。
でもそれをしなかったのはなぜだろう?
責任感?自責の念?使命感?
何だかよく分かりません。

私は私なりによくやった。

少なくとも後悔だけはしないような
生き方をしていきたいです。

しかし長生きをしたいとは思わないですが、
明日死ぬとしたらちょっと嫌だなぁ。
まだまだ精一杯生きているとはいえない…。