蒼い涙のブローチを受け取った少女。しかし、蒼い涙は再び輝きを失ってしまっていたそれでも少女は旅の思い出であるブローチを大切にし、歳をとっても持ち続けていたというそして、自身が経験した海のシルクロードの冒険物語は、少女が歳をとり誕生した二人の孫姉妹に毎晩のように話し、蒼い涙が埋め込まれたブローチは孫姉妹の姉へと託された。

ある、三日月の輝く夜、孫姉妹の姉は蒼い涙のブローチを胸に掲げ、毎晩の日課である夜の海への散歩をしていた。謎の病の影響で、ある晩からずっと眠り続けている妹の事が気がかりであり、寝つきが悪くなってしまったため、少女は祖母から聞いた海のシルクロードの世界の冒険を思い描きながら夜の海を散歩するのが日課になっていたのだった満点に輝く夜星空の中に少女は流れ星を見つけ、私も海のシルクロードのどこかにあるトレジャーアイランドへと行ってみたいと願いを告げたのだ。散歩の途中、疲れた少女は岩陰で少し眠ることに。少女が眠りにつくと、蒼い涙が再び輝き出し……………

こうして蒼い涙は、少女たちの想いを載せ脈々と現代へと受け継がれたのだった今は輝きを失い、蒼い宝石となっているが再び輝きを取り戻す日が来るかもしれない…              next…!?