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なりやすいお。 (・ω・)/
初対面の方とも、その場で仲良くなってしまう、極めてバリアフリーなwaindです。
昔のF-1ってカッコよかったなぁ~。
各車、個性的で、特徴がありましたね~。
サイドポンツーン内部を翼断面構造にして、ダウンフォースを稼いだり・・・。
小径タイヤで空力抵抗を下げ、タイヤ数を増やしてコーナリング時の接地面積を増やしてみたりと各車、試行錯誤しておりました。
これはインディの事故画像ですが、トップスピードが上がるにつれ、このような悲惨な事故も・・・。
複合素材がまだ無かった当時はアルミやジュラルミン板をリベット留めした、非常に乏弱な構造だった為、クラッシュによって多くの人命が失われました。
他にも、アルファロメオBT46/Aでは一般的なラジエターの代わりに、ハニカム構造のセラミック板を車体側面に張り付け、走行風でエンジンの冷却を行う試みも行われましたが・・・。
画期的な試みでしたが、走り出した途端、オーバーヒートと散々なテスト結果に終わり、奇才ゴードン・マーレーは懲りずに面白い対策案を実行します。
改良型であるBT46/Bではクランク軸を後方に伸ばした先にファンを設置し、そこからエンジンの熱気を吹き出させるのです。
思いの他、ファンからの排気効果が高く、下方からのバキューム効果により、空ぶかしをすると、車体が下がる、まるで真空掃除機のような車でした。
あまりにもユニークすぎた為、他チームからは最初は「コイツ、馬っ鹿でぇ~っっ!!」と思われていたのでしょうが、決勝でも、路面吸着効果は絶大で、文字通り、吸い付くようなコーナリングで他を圧倒し、見事デビュー戦で1・2フィニッシュを果たしました。
しかし、このレース結果に驚愕した他チームからの猛抗議により、この1戦限りでBT46/Bはレース界から追放されてしまうのです。
近未来、F-1はこんな風になるのかな。