「はなちゃんのみそ汁」のモデル(実際にあった話なので、モデルという言い方はおかしいですよね、名前もそのままだし…)の、はなちゃんその人の著書です!

 

はなちゃんのお母さんががんで亡くなりました。死期を悟ったお母さんは、はなちゃんにおみそ汁や他の家事を教えていったようです。

 

はなちゃんが5歳の時にお母さんは亡くなったようですが、それから何年か経って、できるお料理もお料理の仕方もはなちゃんなりに工夫してレベルアップしているようです。

 

でも、根底にはお母さんに教えてもらったことがあります。

 

この本はお父さんとはなちゃんの今の暮らしを描いた本でもありますが、同時にレシピ本でもあるんですよ。

 

けっこう衝撃だったのが、「おむすび」ですね。

 

はなちゃんが通っていた保育園は、玄米のおむすびで有名な保育園だそうです。

 

おやつは普通の子どもが食べるようなおやつではなくて、おやつが玄米のおむすびだったそうです。

 

しっかり噛むことが基本の玄米を、ちいさいころから取り入れることで慣らしていくんですね。

 

うちのこども、特に息子は柔らかいものが好きで、そして体型がぽっちゃり…。柔らかいからすぐに食べちゃうし何個でも食べられちゃうし、おやつとしてはあまり意味がないんでしょうね。

 

プリンとかバームクーヘンとか大福とか…。

 

そういうのは確かにおいしいんですが、やっぱダメだったのかなぁって思います。息子は小4になりましたが、年長のころから太り出して…。やっぱり食生活なのだと深く反省しております。

 

小児科の先生にも忠告されるような感じで、先生いわく「こどもなんだから、運動で痩せるだなんて思わないでください」とのこと。運動して痩せるのは大人の話であって、やはりこどもは食生活なんですよね。

 

悪循環なんですよね、柔らかいもの好きの早食いって。

 

柔らかいからすぐ食べられる→あまり満腹感を感じられない→たくさん食べる→太る。

 

はなちゃんのおむすびの件を読んで深く反省しました…。私自身、濃い味付けのものが好きなので、たくさん食べる息子に濃い味付けのもの出してたらダだよなって気づいたんですよね…。

 

こども目線の本だからこそ気づいたことたくさんありました。親のこと、こういうふうに思ってくれてるんだっていうこととか。

 

親子のこととか、料理のこととかで迷ってる人がいたら読んでほしいですね。

 

では、また何か読んだらまた書きます。