またやってきました、江國香織!!
しばらく江國香織まつりにしましょうか(笑)
あまり好きではないと言いつつも、國香織モノは不倫ものが多いですね。
実はこれも不倫の話なのです。
不倫の話というと、ドロドロした感じに聞こえるけれど、これは男が純粋にある人妻が好きなので、不倫のイメージとはちょっと違うかもしれないですね。
ただやっぱり女がずるい。年上だし。
あげられるもので我慢してくれ、みたいなことを言う。
私を困らせないで、みたいなことを言う。
あなたのことは大好きだけど、夫とは別れられない。
別れてどうするの?って感じだった。
怖いですよ。
一緒にこうして生きてる、みたいに言ってるけど、そこらへんの花でしかないじゃないですか、その女にとっての主人公は。
きれいだけど、怖いです。
そしてきれいずぎて怖いことに、これは映画化されてるんだけど、なんとV6の岡田くんと黒木瞳が主演なんです~。
他にも、松潤とか加藤ローサとかきれいどころがいっぱい出てて、見ごたえがあります。
ただ、映像化しちゃうと年の差が目に見えすぎて、小説のふんわりした世界とはまた違ってきますね。
ドロドロ感もけっこう見えるし。でも、これはこれで、映画と小説と両方楽しめるものだと思います。
うちのダンナが、小説を読まない人だったんですが、図書館戦争の映画を観て、原作の小説も読むようになって、それから何かしらの本を読むようになったんです。
だから、普段小説読まないような人には、映像化の作品を見せたあとで、原作読むっていうのも、おもしろいかもしれませんね。
映画も小説も面白い作品として、これをおすすめします。
では、何か読んだらまた書きます~。