初感想日記は、原田マハさんの「本日は、お日柄もよく」ですクラッカー


このフレーズ、わかりますよね。よく結婚式のスピーチで聞きませんか?


この話は、スピーチライターとして成長していく女性のお話です。最初は私も、スピーチライターっていう仕事があるんだなって、まずはそこからでした。


実際、主人公のスピーチライターの師匠出したアイデアのスピーチが、結婚式や政治家の演説や弔辞として何度か出てくるんだけれど…


泣けます。


納得させられます。


話が上手い人って、本当に説得力があるよね。


八戸市出身の政治家、大島理森という方をご存知だと思うけれど、私は以前その方の(その時は祝辞だったけれど)お話を直接聞く機会がありました。


もう…引き込まれようと言ったら!!


文と文の間の取り方とか、語尾の強め方とか、演説とはこういうものなんだ!!っていう感じがしたのが印象的でしたね。


このお話の中でも、アメリカのオバマ大統領の「Yes,We Can」というフレーズが出ていましたが、私も大島代議士のお話を聞いて、自分も国民の一人なんだな、一緒に良い方へ変えていかなければならないんだな、と実感させられたものです。


良いスピーチには人の心を動かす力がありますね。


今回のこの本は、良いスピーチの参考にもなるし、また政治についても考えさせられる本です。


18歳から投票、なんてことに世の中なってきているし、高校生、大学生の皆さんに読んでもらいたい本です。


あ、政治だけの話ではなかったですよ(笑)


ちなみに、タイトルの「本日は、お日柄もよく…」は、定番のフレーズで、結婚式とかでは冒頭で使いたい感じですけれど、どうやらシメの直前くらいに持ってきた方が上手い感じに仕上がるようです。


古めかしくておっさんくさい、と思っている方も多いと思いますが、これはスピーチとしては二重丸だそうですよ。


スピーチの参考書としても、私はこの本オススメしたいです!!



初回は堅い感じになりましたが、普段はけっこう恋愛小説とかの方が多いかもしれないです(笑)


では、また何か読んだら感想書きます~!