雨季は嬉しいことに庭のタイバジルの葉っぱが増えすぎてしまうので、剪定を兼ねてたくさん収穫して自家製ペストを作ります。
↑先日のミニスイートペッパーズ、紫玉ねぎ、ミニトマトのダッチベイビーに塗った緑色のソースです。
収穫した美しいタイバジルたち。
茎は取り除きます。
材料は、タイバジル、パインナッツ、ニンニク、エクストラバージンオリーブオイル、パルメザンチーズ、塩コショー。
こちらを参考に
シンプルな材料で混ぜるだけなので簡単に作れます。
パインナッツの代りに胡桃でもイケます。
パルメザンチーズがなかったので、ロマノチーズをおろして代用。
我が家にはフードプロセッサーはありませんが、もはやアンティークものの古~いブレンダーで一発!
蓋をとって覗き込むと真ん中から空気がパフンッ!となって目に入りそうになる危険なブレンダーです。
タイバジルの自家製 Pesto alla genovese
アルデンテに茹でたパスタと和えて、
Pasta al pesto genovese の出来上がり~
パスタだけでも美味しいですが、適当にサラダとチキンナゲットを添えてロマノチーズを更にトッピング。
ペストは残ったら小分けにして冷凍保存しておくと後で便利です。
こちらはパインナッツの代りにピスタチオで、更にレモンを搾ってめっちゃ美味しそうなので今度マネっこしてみようと思います。🍋
「ペスト」と言うと、日本では黒死病のペスト菌を連想してしまうからか Pesto alla genovese を「ジェノヴェーゼ」と呼んでいる人が多いようですが...
「ジェノヴェーゼ」と言うと、本場イタリアではナポリ料理の玉ねぎと肉の茶色のソースであるジェノヴェーゼソース (Sugo alla genovese) を意味するそうです。
"Pesto" はイタリア語で「砕いたもの」という意味で、材料をすべて顆粒状に粉砕することに由来し、ペストはそれ自体が一般名詞で「ジェノヴェーゼ」を付けなくてもバジルを粉砕したソースを指すのだそうです。
アメリカの飲食店のメニューや市販の瓶詰めラベルなどには、"Basil Pesto" と書かれていることが多いです。
ちなみにペスト菌の "Pest" はドイツ語で、イタリア語だと "Peste"、英語では "Plague" だそうです。