サンマルツァーノトマト は、イタリアのカンパニア州ナポリ近郊の サン・マルツァーノ・スル・サルノ (San Marzano sul Sarno) という小さな町が原産のプラムトマト(調理用トマト)の一種。
一説によると、1770年にペルー副王領がナポリ王国にギフトとして献上したこのトマトの種が サン・マルツァーノ・スル・サルノ に植えられ、ヴェスヴィオ火山の麓の火山土壌で育ったのが最初なんだとか。
もともと野生のトマトはアンデス高原のペルー、ボリビア、チリ、エクアドル、コロンビアなどが原産で、そこから中米のメキシコに伝わり食用として栽培されるようになったと言われているので、いずれにせよアメリカ大陸からイタリアに渡ったのでしょうね。
そういえば久しく Whole Foods に行ってませんが、Simpson Brands の San Merican Tomatoes が大好きで、結構お値段がするのでセールで半額になった時を狙って買っていたのですが。
普段はウォルマートの安い Great Value のトマト缶などを使っていますが、お祝い事や来客時などにパスタやスープやシチューなどちょっと奮発して美味しいものを作りたい時にはもってこいだったのです。
その美味しいサンマルツァーノトマトを庭で栽培&収穫して食べられるなんて贅沢!!
まだちょっとずつしか採れないのでトマトソースは作れませんが、そのうち食べきれないぐらい採れるようになったりしたらソースの他にもサンドライトマトにもしてみたいです。
(左の小さいトマト3つは普通のミニトマトで、上の緑色のはヘチマです。)
紫玉ねぎ、庭のタイバジル、オリーブオイル、レッドワインビネガー、塩コショーでマリネしてキンキンに冷やしていただいてみました。
調理用トマトなので生食向きではなくて生だと粉っぽく味も薄いらしいのですが、実際には甘くて濃くて種は少ないですが思ったよりもジューシーで、どこのスーパーでも普通に売っているローマトマトよりも全然美味しいです。
うちのフロリダマンが ALDI で買ってきたこの瓶のカレーソースを使ってサンマルツァーノトマト入りバターチキンカレーを作ってくれるということで。
瓶の写真を撮ってたら、ん
あらやだ、なんか汚れてる...
どうやら他の瓶が割れたか漏れたかでこの瓶にカレーソースが付着したようで、蓋を開けてみたらこの瓶から漏れた形跡はないのでセーフ!
一人で買い物に行く時は老眼鏡をかけて行ってくれ。
バターチキンカレーだから、ここにカレーソースを流し込むのかと思ったら...
イエロースクアッシュ、ジャガイモ、玉ねぎ、オレンジパプリカを炒めた鍋にカレーソースを流し込んで、なぜだかバター野菜カレーに。
そして庭から採ってきたサンマルツァーノトマト、ハラペーニョ、シラントロをカットして、「好きなように盛り付けしてくれ」と言うので。
こんな感じ
なんだかカリビアンだかトロピカルだかよくわからないカラフルなバターチキン野菜カレーが出来上がりました。
瓶のカレーソース自体が美味しいので野菜カレーはそれなりに美味しかったですが、バターチキンカレーはやっぱりシンプルに鶏肉だけがよかったな。
まあ私もサラダなど具沢山にしすぎて文句言われたりするので、似たり寄ったりのお互い様だな。
こちらもフロリダマンが ALDI で買ってきたドイツビールです。
なんて発音するのかわかりませんが、久々に飲んで美味しかったです。