https://news.yahoo.co.jp/articles/5809c5542dbc62013b7486ce238cff8a17982492 


tvkニュース(テレビ神奈川)

能登半島地震から12日目。被災地では避難生活が続く中、相模原市の中小企業が1000台分の段ボールベッドを支援物資として届けようと準備しています。

体を取り囲むように仕切りがついた段ボールベッド。避難時のプライバシーのほかほこりや冷えからも体を守ります。 
相模原市中央区で梱包資材を製造する「東鈴紙器」が開発しました。 

東鈴紙器・鈴木和弥社長
「避難者ご自身たちで容易に組み立てられるというところが一番大切かなと思って設計しました」

実際に組み立ててみると・・・
中に補強を加えた段ボール箱を並べて、入れ物だったフタなどを仕切りとして設置。 わずか10分ほどで体重100キロを超える人も寝られるベッドができました。 

2019年に市内が被災した台風19号の教訓から開発が始まり、今回の能登半島地震を受け工場の中には大量に仕入れた資材の山がー。 

鈴木社長
「避難されている方々に一日も早く少しでも休める状況を作ってあげられたらなと。 まあ、在庫になるリスクはありますけど・・・そこはちょっと考えずに進めていきたいと」

石川県が今月9日にホームページ上で企業・団体のみ物資の受け付けを始めたため、段ボールトイレとあわせて1000台ずつ支援を申請し現在返事を待っている状況。 

しかし「1日でも早く届けば」と準備を進めていて、要請が入り次第現地に届ける計画です。