👆とても大事な事です!





 https://www.itscom.co.jp/safety/column/008/ 



一部抜粋

いざ助けを呼ぶ時のために普段からできることは何だろう。

閉じ込められた!その時…
自宅で就寝中に大地震に遭遇。真っ暗な中、身動きが取れなくなった──。このような事態に陥った場合、何ができるだろうか。阪神・淡路大震災では犠牲者の約8割は建物倒壊などによる圧死だった。一方で、多数の人ががれきの下から救出されたことも事実である。海外の地震でも数日後に救い出されるテレビのニュース映像を覚えている人もいるだろう。新潟県中越地震では土砂崩落により車内に閉じ込められた2歳男児が、被災から90時間以上が経過して救出される奇跡があったが、人間は閉じ込められてから3日間が生死の分かれ目とされる。身動きが取れなくなれば、クラッシュ・シンドローム(挫滅症候群:長時間の血液循環低下がもたらす腎機能障害)を発症する可能性も高まる。それ以上に、状況が把握できないことでパニックに陥れば精神力が問われることにもなる。

助けを求めるのは有効な方法だろう。ただし、第一に状況を把握することと、その次に助けを求める方法を考えることが重要になる。声を限りに叫んで知らせることは、体力的な限界がある。ほこりを吸い込むと、声すら出せなくなることもありうる。阪神・淡路大震災では救援や取材のヘリコプターの旋回音に被災地の声がかき消されたこともあった。日本は大地震に遭遇する可能性が高いゆえに、いつ閉じ込められる状況に陥るとも知れないといってよい。そこで、救援を呼ぶ器具を備えておくことが生き延びるために重要となる。

多機能化するホイッスル
大人用だけでなく、子供向けのかわいらしいデザインの笛もある
救援を呼ぶ器具の代表例は何といっても笛(ホイッスル)だろう。複数の自治体が防災用品として携帯を勧めているほか、最近では児童向けの手軽な防犯用品としても注目されている。日用品店やDIYショップでは何種類ものホイッスルが防災用品コーナーなどに並んでいる。価格帯は数百円から千数百円といったところだが、100円ショップでも2~3種類が販売されていた。
実用性においても様々な特長が見受けられる。

携帯性:
コンパクトなデザイン、カラーバリエーション。名前や住所などが書き込めるカードが内包可能
機能性:
軽く吹いても大きく高い音が出る。商品によってはLEDライトが組み込まれている
形状は立体的なものと筒型に大別できる。筒型の多くが住所や緊急連絡先などを書いたカードを丸めて入れられる機能を備える。防犯ブザーと異なり、電池がなくても助けを求められるタイプは便利だ。LEDライトがついたものや、アウトドア用品としてコンパスや温度計などがついた多機能をウリとしている製品、児童向けの防犯用品としてマスコットをあしらったものまで種類は豊富。

試したすべての笛が高音を発したが、長く吹くより短く切るように吹く方が音が響きやすいように感じられた。また、多くの製品で首から掛けられるように長めのヒモがついている。ランドセルに引っ掛ける短めのヒモや、携帯電話に対応したストラップがつく笛も発売されている。


大声よりも

ホイッスル(笛)の方が


小さいエネルギーで遠くに届きます!