311から2年が経ちました。

今年の311の日はパン教室で、特に震災の話ばかりをするわけでもなくシナモンロール作っていまし た。

地震が起きた時間、たまたま娘の迎えで小学校に着いたのですが、ウ~~~ンとサイレン が鳴りました。

その瞬間、涙が出てきました。

どんなに多くの人が亡くなったのか、どんなに多くの人が大切な人を失ったのか…


普段は車の中で娘を待つのですが、その日は娘を迎えに校庭に行きました。

校庭を走ってくる我が子がいとおしくて、ただ生きていてくれるだけでありがとう、と素直に思えました。

家に帰り、パン教室で作ってきたシナモンロールを美味しい美味しいと食べる娘。 こういう何気ないことが一番幸せなんですね。



同じ生きるなら、嫌なことをくよくよ考えながら生きるのではなく、楽しいこと幸せなことをに目を向けて生きなきゃバチが当たると思いました。


震災で、ここ、私の実家はゆっくりとした津波がやってきました。一面海のようになりました。


父がまだ生きていて、母と二人、二階に逃げました。停電で暖房もなく寒かったそうです。

今私はその二階で、ヒーターの前でぬくぬくとブログ書いてます。


なんだか不思議な気持ち。



シナモンロール、美味しいq(^-^q)。 生きているからこそ美味しいと思えるんだ。

小さな幸せ、それが大きな幸せ(^-^)v



夕方、スーパーに行ったら、いつもと変わらずお店には品物がならび、いつもと変わらず店員さんが黙々と働いてました。


道路は普通に車が走り、家の前の砂利道は歩くたびに音が鳴る。


二年前はそこに品物はなく、店員さんだって混乱していたでしょう。車は大渋滞、家の前は津波が。


いつもと変わらないことがどんなに幸せなのか。

お風呂にはいれる幸せ、
布団で寝れる幸せ。



あれからたくさんの人に支えられて私は今に至ってます。

精神的な支えとしては、夢中になれる消しゴムはんこと天然石アクセサリー製作。

これがあったからこそ、辛いことだけに目を向けず、まえに向かって進めました。

私にそのチャンスと需要を与えてくださったすべての皆様、本当にありがとうございました。


前を向いて歩いて行かなきゃ、と改めて思った日でした。






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