今朝、母がぬかるみに足を滑らせて転び、起き上がるときについた手の角度が悪かったのか、腕を押さえながら悲壮な顔で家に戻ってきました。

母の異様に腫れた腕、脂汗だらけの顔、悲壮な表情を見て、今まで家族の誰もそんな怪我をしたことがなかったので、私もかなり焦り、手が震えました。

取り敢えず、行きつけの総合病院に連れていき、色々検査してもらい、手首の骨折と診断され、ギブスしてもらい帰ってきました。

複雑骨折じゃなくて少しホッとしましたが、年寄りなのでまだ気を抜けません。

私が同居している今で本当に良かった。私が 家にいる時間で本当に良かった。もしも離れて暮らしているときだったらどうしてたんだろう…と思うと怖いです。




母が足を滑らせた「ぬかるみは、津波で運ばれてきた粘土質の土が昨日の雨でぬるぬるとなった状態でした。


病院でも待合室で隣になった人が、津波からギリギリ逃げた、近所の人はみんな流されていなくなった、今は息子のそばの仮設住宅に住んでいる…外にも出たくないし、夜もあの日を思い出して眠られない…と涙ながらに話していました。


復興復興と頑張っているけれど、被災地も被災者の心もまだまだ前みたいにはなっていないと言うことなんだ、と改めて思いました。


今日は何だか私も精神的に疲れてしまいました。



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