GWに実家に帰った時、いとこ(仙台在住)がお見舞いに来てくれた。


その時に震災のこと、いろいろ話した中で


震災関連の写真集?があることを知った。



写真集って・・?


昨日久々にゆっくり本屋に行くことできて、震災関連の本もチェック。



ありました。


いろんな出版社から出ていました。


もちろん、いろいろ眺めました。


故郷の変わり果てた姿、


故郷の県民が悲しさに打ちひしがれている姿が


載っていて、胸が痛くなりました。



テレビのニュースでは流れない 悲しすぎる現実、


例えば 津波でめちゃくちゃになった泥だらけの体育館?の中に


汚れた毛布で包まれた 何十 何百というご遺体が並ぶ写真。


亡くなった方々はどんなに怖い思いをしたんだろう、


どんなに苦しかったんだろう、


最期の瞬間、何を思って亡くなっていったんだろう…


こんなにもたくさんの人たちが一瞬で命を失ったのか…


頭では分かっていたつもりだけど、写真で見ると


その現実を思い知らされてしまう。




そしてその中には自分の親族を見つけ


泣き崩れている人の姿も写っていました。


これが現実なんだ… 




まだ香港にいて、両親の安否を確認し続けているときに


「岩沼市で発見されたご遺体、百数十体。」 


このニュースを耳にして、両親もその中にいるかもしれない、


私は帰国したら、そういう場所も探さなければいけないのかもしれない・・・


そう思った瞬間があった。


だから、本屋で見たその写真が、まるで自分の姿のようで


今でも頭から離れない。。。




岩沼市の海岸沿いの松林、それをも超える高い波が襲ってくる写真、


また、私の昔の職場の駐車場が、あと数メートルで波に飲まれる瞬間の写真も


ありました。




買おうか迷いました。


私は野次馬根性で買おうとしてるのではないのか?


でも、故郷に襲いかかったこの大惨事を忘れないためにも


子供たちにこの惨事を語り継ぐためにも


買ってもいいのではないか。


いや、なんだかやっぱり野次馬みたいで、気が引ける…





散々悩んだ末、買えずに帰りました。





今日もう一度本屋さんに行ってみたら


故郷の新聞社が発行している写真集は、もう なくなっていました。





その代り、いい本を見つけました。


この本の印税全てが 義援金になるそうです。


その本だけ、家に帰り楽天で購入しました。


ツイッターに寄せられた心温まるメッセージが


日本語と英語と写真で載っています。


PRAY FOR JAPAN -3.11 世界中が祈りはじめた日-
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