おもしろかったかというと、おもしろいのかもしれない。

 

ただ、フツーに「貴族や上流社会に憧れた・夢見るマダムたちが好きな映画」というのが感想かな。

 

実際、観に行くと中年マダムが多かった気がする。

 

 

デュ・バリー夫人の人生を5歳ぐらいからヴェルサイユ宮殿を離れて修道女になるまでの話だが、フランス革命勃発から処刑までの部分は言葉(字幕)による説明でシーンはカット。

 

この映画は下層階級から成りあがったデュ・バリー夫人のエピソードを伝えるのがメインだと思うのだが、それなら処刑されるまでの人生最後のところまでの描写がほしいところ。

 

どうも仕えていた家族やルイ15世、黒人召使のザモルに対する愛情描写が目立っていたが、本当にそうなのかちょっと引っかかる。

 

これも『ナポレオン』と同じく史実に基づいたものだとは思うが。

 

デュ・バリー夫人についての書籍は読んだ記憶がないので、ヒマがあれば読むか。