私が、個人相談の中で
どんなことをしているのか
イメージがよくわからない方が
多いと思います。
カウンセリング?
コンサルテーション?
セラピー?
ヒーリング?
そもそも、
日本人は相談することに
慣れていないのだと思います。
そして、悩んだり、
反省したり、
思考をグルグルさせるか、
やみくもに行動して落胆するか・・・。
心身の不調が長引いて、
自分なりに試行錯誤しても
思うようにいかない時は、
相談のチャンスです。
家族、友人、
職場や学校にいる専門家に相談したり、
YouTubeやネット検索の中に
ヒントを探す人もいるかもしれません。
こんなことを相談してもよいのかしら
とよく聞かれますが、
そんなときは、まずは聞いてみてください
(お問い合わせください)。
精神科医なので、
気持ちの浮き沈み、
眠りの不安定さ、
食欲の増減、
対人関係の悩み、性格的な悩み、
発達の遅れや偏りなど。
そして、不安やストレス、トラウマ関連は
よく聞くことがあり、守備範囲です。
人の悩みの種類は尽きないなぁと思います。
加えて、
学校や仕事を辞めたほうがよいのか、
転職したい、
結婚生活を続けるのがよいのかどうか、
人生にまつわる内容も
相談の中にはよく入ってきます。
これまで、診療や相談をしてきて
よく言われるのは、
「話しているうちに、
頭の中が整理されて、
何をしたいのか、
何をしたらよいのか、
わかってきまきした」
「話をしたら、落ち着きました」
ということです。
相談する、
個人相談を受けるというのは、
話をすることで、
自分の中にある答えに
気づく時間であってほしいと
願っています。
慣れないうちは、
思考のグルグルをストップし、
思い込みや勘違いに気づき、
自分の思いや声に気づくための
トレーニングが必要になるかもしれません。
さて、
相談は、ずーっと続けなければ
いけないのか。
相談に終わりはあるのか、
それについては、
次回につづきます。