外来から車椅子で病棟へ。


病棟フロアは大人しか入れないので、子どもたちはとりあえず1階ロビーで待ってて貰うことに…。


コロナ禍で入院中は面会禁止なので、子どもたちとはここからしばらく会えなくなる…。ここでしっかり2人とハグして上がってきました…ほんとにこれが1番辛かった…😭


9階の病棟に夫と2人で上がり、先生からあれこれと入院中の色んな治療とリスクについてせつめいがあり、それを聞いて一通り承諾書を書来ました。


※内容については最後に書きますね。


その後夫ともここでお別れ。


看護師さんが荷物を全部持ってくれて病室へ。


病室は私と歳の変わらない方が4人部屋に1人いて、その方としばらく2人で同室でした。


病衣を渡されそれに着替え、看護師さんが来て「一通りフロア内案内しますね」と車椅子でフロア内の案内とシャワーの予約や一日の流れなど説明してくれたけど、この時点で私もかなりぐったりだったので、なんだかあんまりよく覚えていない😅


戻ってきてとにかく横になりたくて、ベッドに横になってたらすぐにさっき説明してくれた先生とは違う先生が3人も来て、


「採血と点滴のLINEを取らせてください」


と言われ腕を差し出したのですが、とにかく当時の私は通常よりも7キロも水を溜めて浮腫んだ状態。


腕に血管なんて探せるような状態じゃなく、先生方もかなりの苦戦。


説明の時、カテーテルの話もされてたので


「入らなかったらカテーテルだな…」


と呟く先生に


(お願いだから何回刺してもいいから血管探して‼️)


と心で思っていました😅


最終的に右手の手の甲の血管を何とか確保。でもそこからは採血出来ず、とりあえず点滴用にして、採血は鼠径部(足の付け根)からとる事に…。


一瞬よぎったのは


「くたびれたパンツを履いてきてしまった…🤦‍♀️」


だったけど、もう今更思ってもどうにもならないのでまな板の上の鯉状態でおまかせでした😅


何とか採血もでき、すぐに点滴が始まりました。


とにかく腎臓がちゃんとお仕事してくれるようにステロイド剤をめいっぱい。そして水分が尿として排出されるように利尿剤…。


1時間ほどで点滴が終わり、ほっとした頃に昼食が届きました。


でも、その時点では食欲は全くなく…。


最初に地元の病院で受診した頃から食欲もないけど食べないと気持ち悪くなる。ちょっとだけ食べると気持ち悪さは収まるけどすぐに腹痛になってほとんど消化されないまま出てくる。を繰り返していたので、この時も二口ぐらいしか食べることが出来ず…あとはひたすら横になってました。


午後になって利尿剤のせいかトイレの回数が増え始め、そのおかげで少し体も楽になり、夕食の頃には少し食欲も出てきたので夕食は食べることができるように…。


その後2回ぐらい利尿剤の注射があり、注射を受けると10分もしないうちにトイレに行きたくなる…ここからしばらくはトイレと友達の生活が続きました…。


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ちなみに、今回最初に医師から説明を受けて承諾書として書いた主な内容は、ステロイド剤を使うにあたって、免疫力の低下や肺炎や骨密度の低下、筋力の低下、緑内障などの合併症、様々なリスクがあるけれど使っていいかどうか。


それと、血液中の蛋白量が少ないので、それを血液製剤で輸血をするに当たってのリスクと使ってもいいかどうか。


場合によってはカテーテルを挿入するにあたっての承諾書。


血液検査の結果によっては一時的に人工透析も行う可能性があること。


根本的な原因を探すためには腎臓の細胞を取って検査(腎生検)しなければならないこと。


などなどでした。


一応、我が家の場合実母が元看護師で、実弟も現役の看護師なのでここに来る前に今後の治療の話をざっくり聞かされていたので内容は理解できましたが、何もかも初めてと言う方が聞いたらパニックになるくらいの情報量で、すぐに承諾書を書けと言われてもきっと戸惑う人も多いんだろうなと感じました。


まぁ、全部おまかせする以外ないんですけど😅


そんな感じの入院初日でした。