たまには日本のドラマの事についても書いてみようかな…なんて…。

 

今クールの国内ドラマで見ていたのが「コードブルー」と「ごめん、愛してる」でした。

 

最近、まともに国内のドラマを見ることが少なくなってきたのですが、「コードブルー」はもともと好きなドラマだったのと、「ごめん、愛してる」は韓国ドラマのリメイクだからという理由で2つ。

 

どちらも先日最終回を迎えましたね。

 

他にもいくつか面白そうなドラマあったのですが、何せ国内ドラマには字幕がない。字幕がないということは早送りしてしまうと話の内容がわからない…。

 

実は私アジア圏のドラマを見る際、見たいドラマはたくさんあれど何せ時間がない…ということでめぼしいところ以外はいつも早送りで見るのが習慣になっておりまして、それでも字幕のあるドラマは早送りでも字幕が読めば話の内容はなんとなくわかるので、すごく便利なのですが、国内ドラマは早送りしてしまうと字幕がないので話の内容がわからなくなってしまうという難点があります。

 

もちろん早送り機能で音声も早口になった状態で見ることもできるのですが、それだと見終わった後自分の口調まで早送りになってしまいそうになったり、いまいちドラマが自分の中に入ってこない感じがして苦手なんです。

 

なので、国内ドラマは見るのに時間がかかるので2本ぐらいが今のところ限界という感じです。

 

と、話がずれてしまいましたが…本題に入ります。

 

「コードブルー」

コードブルーだけに文字もブルーにしてみた(笑)

セカンドシーズンまで大好きで見ていました。

7年も経ってまた見れるとは♪しかもキャストほとんど変わってないし♡それだけで安心感があっていいですよね。私の中で国内ドラマを見る基準は「絶対に面白いもの」というのが基本なんです。じゃないと時間がもったいない…。

その点に関してコードブルーは疑うところがなくていい。

 

フェローだった彼らが9年の時を経て立派な医師&看護師へと成長していました。

しかも今度は新しいフェローを教育する立場としても働かなくてはならないという設定。

メンバーそれぞれに経験を積み重ねて、医療の技術だけじゃなく人間としても成長している姿はなんだかうれしいし、気心知れた仲間が目と目で会話しあう感じがすごくいいです。

 

成長したそれぞれの役柄を、9年前よりも7年前よりも役者として成長したキャストが演じているのもこの作品の面白さにつながっているんだろうなと思います。

 

そして、新しいフェロー達が少しづつ成長していく姿も、過去の彼らを見ているみたいでなんだか懐かしい。そんな彼らを一生懸命育てようと苦悩する姿も人間らしくていいです。

 

私は過去に後輩を育てきれなかった経験があり…こういうの見ると、あの時こうして上げればよかった…こうするべきだった…と後悔ばかりが浮かんできます。だからなおさらいいなぁ…と思うわけです。

 

 

 

最終回までしっかり見ました。

医療シーンはリアル現場で働いている方々から見ると突っ込みどころ満載なのかもしれませんが、素人目の私から見ると、臨場感あってよかったなぁと思いました。

このドラマを見て、フライトドクターやフライトナース目指す若者も増えるんだろうな~と思うとちょっとうれしくなります。

 

このドラマ、見ていてちょっと思ったのは山Pのポジション。

オープニングもエンディングもセンターにいるのは山Pなんですよね。なにせジャニーズですし、そして山Pですし(笑)それはしょうがないのかなぁと思って見ていたのですが、いざ物語の中に入ると、意外と今回の山Pはセンターではないんだなぁと思いました。

 

もちろん、彼が救命病棟にいるという安心感と絶対的存在感はあるんですけど、他のメンバーも立派に成長している分、山Pのひとり主役感はかなり薄かったですね。どちらかというと、今回は藤川先生役の浅利君がかなりいい役どころだったんじゃないかと…。

 

初期の頃はかなりチャラい感じのキャラだったので、それがちょっと鼻につく感じの藤川先生が、経験積んでユーモアと余裕のあるすごくステキな医者になってました。

 

特に後輩のフェローのミスを決して攻めたりせずに、さりげなく励ます姿や、冴島ちゃんを一途に思い続け、一緒に歩んでいこうとする姿。何より最終回に自分の命も危ういのに、いつもの明るさで男の子を励まし、助けようとする姿はすごくカッコよかった♡

 

「大丈夫、この人と結婚したら絶対に幸せになれるよ!」と冴島ちゃんに言いたいぐらいいい男になっていました。

 

後は、緋山先生と料理人緒方さんの関係も素敵でした。緋山先生が隔離病棟に一人でいるところに緒方さんが入り込んできて、「死ぬかもしれないんですよ!」と緋山先生が言った後の言葉「緋山先生とならそれもありかな~って…」にやられました。

久々に国内ドラマでキュンキュンしちゃいましたww♪

 

それと、一番泣いたのは冴島ちゃんが流産した後のシーンです。

出された病院食を食べている冴島ちゃんに藤川先生が「うまそうだな~」といった後

「おいしいよ、すごくおいしい。…赤ちゃんいなくなっちゃったんだなって…。」

私も同じこと思ったなぁ…と。

本当に、つわりって赤ちゃんがいなくなると嘘みたいに消えるんですよね…ご飯はおいしく食べられるようになるのに、それがものすごく悲しい…。

 

冴島ちゃんにかけてあげたい言葉がいっぱいあったシーンでした。

 

あと印象的だったのは名取先生役の有岡君!

私、歌番組以外で彼を見たのは「ヒルナンデス」ぐらいしかなくて、ジャニーズでも完全にバラエティー派の子だと思ってたんですが、あの号泣シーンを見てちょっと見直しました。彼、俳優業イケますね♪

 

それから、今回主役メンバー以外ですごいなーと思ったのは脇役でもある患者さんを演じた役者さんたち。正直言って本名のわかる役者さんほとんどいなかったのですが、みんな演技力も素晴らしかった。

一般人ぽい演技がすごくリアルで、すごいなぁと思っちゃいました。

 

とっても面白かったドラマなのですが、ただ一つ…残念なところが…。

 

 

「最後の30分に、話詰め込み過ぎじゃね~?」

 

 

最終回なのにこれまでいろいろと途中になっていた話がいっぱいあるなぁなんて思って見ていたら、最後の30分。いや、10時からの15分間でほとんど解決しちゃうってどういうことよ!

 

①横峯先生。患者さん亡くなったのに立ち直り早すぎ!

②名取先生のパパ。あんなに息子と確執があるのに緋山先生の一言でコロッと変わりすぎ!

③緒方さん。じゃあなんで前回「もう会わない方がいい」とか言ったの?素直に緋山先生とくっついていた方がすっきり終わったんじゃない?

④藍沢先生。奏ちゃんの「ピアニストになる!」宣言であっさりトロント行き決める?

⑤で?藍沢先生と白石先生がお互いにリスペクトしてるのはわかるけど、恋愛関係にはならんの?

 

韓国ドラマならあと10話は増えていそうな内容が最後の30分に押し込められていたわ…。

 

ひと言いいですか?

 

 

 

 

 

 

「もう少し丁寧に!」

 

 

まぁ、映画化ということなのでこれで終わりじゃないから許すけど、映画はぜひもう少し丁寧に描いてもらいたいと思わずにいられません。

 

 

長くなったので、「ごめん、愛してる」は次回で…。