見終わりました~。結構ずっしり来る感じでしたが、しっかり楽しめました。最高視聴率40%超えしたのも納得という感じです。
韓国ドラマ 「太陽の末裔」~Love under the sun~
【あらすじ】
久しぶりの休暇を満喫していた軍人のシジンとデヨン。ひょんなアクシデントから不良青年を追って病院に急行した2人は女性医師モヨンと出逢うが、なぜか彼女は彼らを不良仲間だと勘違い!冷たくされても何のその、モヨンに一目惚れしてしまったシジンは自分が軍人であることを明かし、彼女に積極的に近づく。誤解も解けて2人は互いに急接近。だが、シジンの突然の任務で離れ離れとなり、モヨンは短い恋に終止符を打つ…。8カ月後、韓国から遠く離れた紛争地域ウルクで運命的な再会を果たした2人。蒼い海と輝く陽光の下で、真実の恋が燃え上がっていくが…。
脚本は、「シークレットガーデン」や「相続者たち」を手掛けたヒットメーカー作家の作品で、ギリシャなどの大規模な海外ロケも行い、美しい背景の中で展開する2組のカップルの激甘なロマンスが映し出されています。最高視聴率41.6%を記録。2016年の主要アワードを独占したまさにレジェンドラブストーリーです。
個人的にツンデレが大好物の私ですが、このドラマはその要素がほとんどない!とにかく愛情表現がストレートで、それが逆に斬新に見えて、すっかりハマってしまいました。軍人と女医の恋愛…正直、日本人にはなかなか馴染みのないシュチュエーションなのですが、生死の瀬戸際にいつも直面している2人だからこそ、このストレートな愛情表現も納得という感じです。まるでアメリカドラマを見ているかのような作品。たまにはこんなストレートな恋愛ものもアリだと思います。
【キャスト】
ユ・シジン役/ソン・ジュンギ(コードネーム:ビッグボス)
特殊戦司令部大尉
軍人という自分の職業に多大な責任感とプライドを持ち、使命感が強く、部下やまわりの人間への思いやりに溢れた強いリーダーシップの持ち主。子どもと老人、そして美人を守るのを最優先にする仕事ができる男。一目惚れしたモヨンをさっそくデートに誘ほど、愛にも熱い男。
どう見ても端正な草食系イケメン男子の顔立ちなんですが…実はものすごい肉食系男子です(笑)モヨンに一目惚れしてからのアプローチがハンパない!グイグイ押してきます。その上、特殊戦司令本部の大尉ですから、秘密が多くてミステリアス&強い(力技のみならずハートも)。命を懸けて戦うような仕事をしているにもかかわらず、余裕があってユーモアもあって、甘い言葉も忘れない。こんな完璧な男子にグイグイ来られたら誰だって落ちるでしょう(笑)
個人的には、見た目と中身のギャップ萌えがヤバいと思いました。
このブログに出てくるのは初めてですね。どこかで見たことあるなぁって思ったらそういえば「トキメキ☆成均館スキャンダル」でプレーボーイな役で出てましたね。今回の作品ですっかり今をときめく俳優さんになりました。でも、もうすぐ相手役のソン・ヘギョさんの旦那さんになっちゃいますね(笑)まさか、この二人が結婚するとは!!正直驚きました。でも、ステキなカップルだと思います。
カン・モヨン役/ソン・ヘギョ(コートネーム:ビューティー)
胸部外科専門医
仕事熱心で仲間からの信頼も厚い優秀な外科医だが、出世を阻む壁悩んでいる。そんな折、TV出演をきっかけに有名になり、VIP担当医となるが、正義感が強い性格が災いして、理事長と大喧嘩になり、医療奉仕団として海外に左遷させられる。そこで運命の男、シジンと再開する。
美人だけど気が強く、しっかりと自分の意思を突き通す女性です。グイグイと迫ってくるシジンに惹かれつつも、彼の‘死と隣り合わせ’の仕事に対する責任感の強さを知り、それを受け入れることが自分にできるかどうか思い悩みます。そして、敵の命を奪うこともある彼の仕事と、どんな命も救うために全力を尽くさなければならないという自分の仕事。正反対のお互いの仕事にもジレンマを感じ、悩みます。でも、惹かれていく気持ちは止められず…。
私の中での彼女の印象は「オールイン」なんですよね。それも、韓国ドラマにハマるずーっと前に、うちの母がハマって見ていたのを一緒に見ていました。それと「フルハウス」も出てましたね。あの頃から全然変わらずお美しくてうらやましいです。そして何よりも、彼のハートを射止めたという…それはそれはうらやましい(笑)
ちなみに、結婚式は今年の10月末日だそうで、婚約パーティーはなぜか日本でしたとか…どうぞ末永くお幸せに。
ソ・デヨン役/チン・グ(コードネーム:ウルフ)
特殊戦司令部先任上士
一見無口で不愛想に見えるが、実は義理人情に厚く、愛する女性のためなら自分を犠牲にすることも厭わない心温かく純情な男。ミョンジュとの恋を上司でもある彼女の父親に反対され、命令で距離を置くことになるが、それでも彼女を見守り続ける。
硬派で一途な男です。彼女のためと自分の気持ちを抑え込みます。シジンとは親友・戦友でもあり、強いきずなで結ばれています。実はダンスも踊れる!?アイドル好きの一面も。男気溢れるキャラクターが好感持てます。
残念ながら彼の作品はこれまで見たことありませんでした。「オールイン」でイビョンホンの少年時代を演じていたらしいけど、そこまでの記憶はなく…「純情に惚れる」にも出ていたらしいのですが、この作品は2話で戦線離脱してしまったもので…。ちょっと硬すぎるぐらいの硬派な男を演じています。でも、シジンとの息はピッタリ。いろいろと思い悩むことも多い役ですが、こんな男性に愛されたら幸せになれるかも!?
ユン・ミョンジュ役/キム・ジウォン
軍医官中尉・整形外科専門医
特戦司令官の一人娘としてエリートコースを歩んできた彼女は軍医としての実績も積んでいた。学歴も地位も低いデヨンとの交際を父親から猛反対され、ミョンジュのためを思い距離を置こうとするデヨンに対し、最後まで一途に想いを貫きとおします。自分が信じたことは何があっても貫こうとする強い信念を持ち、困難に立ち向かっていく女性です。
本当にきれいですよね、この方。キム・ジウォンちゃんといえば、「相続者たち」に出てきたイ・ミンホ演ずるキム・タンの婚約者の印象が強いです。あの役もかなり気の強い役でした。ただ、財閥の娘なので、自分の意思では恋愛すら許されないという可哀想な一面もありました。
それ以外では「ワン・サニーデイ」でソ・ジソブ氏の相手役もやっていましたね。これは割と明るく笑顔の似合う役でした。
今回も気の強い役どころ。でも、一途にデヨンを愛します。モヨンがシジンの仕事が危険なことに不安を抱き、「危険な仕事をしている人と付き合って不安じゃないか」とミョンジュに聞いた際に、「私にとっては離れていることの方が不安。同じ空の下にいる今は怖いものはない」と答えたセリフはなんだか潔くてかっこよかったです。
この作品。ソン・ヘギョ×ソン・ジュンギの「ソンソンカップル」の恋の行方ももちろんですが、チン・グ×キム・ジウォンの「クゥオンカップル」の恋の行方も見どころの一つ。
【相関図】
脇を固める奉仕団チームのメンバーやテベク部隊のメンバーも個性派ぞろいで、ところどころにカメオ出演する有名人もちらほら。探してみるのも面白いと思います。
祖国のために命がけで任務を遂行する男たちと、それを支えていく女性。一つ言えることは…ここに出てくる女性2人はどちらも気が強い(笑)まぁ、これぐらい強くないと軍人のパートナーにはなれないってことですね。
それと…私的にはこのドラマとても面白かったのですが、韓国での評価ほど日本では高くないというのは事実です。実際に途中でリタイヤ人も多いとか…たぶん、「軍隊」というものが存在しない日本にとって、「軍人」という職業になじみがないことや、「戦争」「紛争」「テロ」等危険と隣り合わせという場面がなかなか想像しにくい、「ピンとこない」という感じなんだと思います。
あまり戦争となどについて、私の個人的な意見は載せたくないので掘り下げませんが、日本人にとって環境的に感情移入しにくいというのは確かだと思います。
でも、その昔「トップ・ガン」が人気を博したように、アメリカ映画だと思って見れば、純粋なラブストーリーに没頭できると思いますよ。
ここからはネタバレあり~これからご覧になる方は読まないでね~
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【おすすめポイント】
おすすめポイントはやっぱりグイグイ来るシジンのアプローチですね。こんなBABYフェイスなのに、出てくる言葉が甘すぎる
◎最初のアプローチのシーン
シジンがモヨンに銃創の傷跡を縫合してもらった後の会話
シジン「毎日(消毒に)来てもいいですか?」
モヨン「毎日はまではいかなくても、週に3~4回くれば早く治るかもしれません」
シジン「主治医になってくれますか?」
モヨン「消毒に主治医が重要ですか?」
シジン「重要です。特に主治医の美貌が…」
こんな風に迫られたら心臓バクバクだわ…
これに対して
モヨン「それなら私しかいないわね」
と答えるんです。大人だなぁ(笑)
◎映画デートの時の会話
モヨン「明かりが消えて、映画が始まる瞬間が一番ワクワクする!」
とはしゃぐモヨンに
シジン「僕も美人と一緒にいるのに明かりが消える瞬間が一番ワクワクする」
って、ワクワクよりドキドキになっちゃうでしょ(笑)
◎大統領の手術の件でシジンが抑留されているシーン
抑留されているシジンを心配して来たモヨンとシジンのドア越しの会話です。
大統領がまだ目覚めていないことを心配するモヨンに
シジン「八方美人はやめて、今からは僕の事だけを心配してください」
そう言って冗談を言うシジンに
モヨン「何か必要なものはないですか?」
シジン「C-4かRDXをお願いします」
モヨン「それはなんですか?」
シジン「爆弾です。ちょっと前までは大丈夫だったのですが、誰かさんのせいでドアを壊して出たくなりました。」
こんな状態でも甘い冗談が言えるんですよこの男は…
◎モヨンの髪をシジンが結ぶときに言うセリフ
シジン「恋愛とは、自分でできることをあえて相手にしてもらうことだ」
これ、「オーマイビーナス」でヨーグルトの蓋を取るときにシンミナちゃんも同じようなことを言ってましたね♡
◎モヨンがウルクの少女に学費を支援した時の会話
シジン「どうしてこんな風に魅力を振りまくのかなぁ…どうせもう惚れてるのに…」
ちょっと愚痴みたいに言うのがツボでした。
◎ウルクの浜辺でモヨンがおねだり
モヨン「早く私にあの星を一つとって!」
シジン「もうとったよ、僕の隣に座ってる」
ごちそうさまです…。
まだまだあるんですが…きりがないのでこの辺で…。
そして何よりも、このシジンのギャップ萌え!
こんなかわいい顔した彼が
実は脱ぐとバッキバキで
普段はトップガン(古っ!)並みの大尉で
ひとたび戦闘態勢に入ると
こんな風に変わっちゃう♪
特戦部隊だから秘密も多くて
時には血まみれになって運ばれてきたりするけど
一年間捕虜となってたって、帰ってくる強い男
そして2人の時はこんなに優しいキスしちゃうんだ…
…どうよ、この男…(笑)
【そして感想…。】
面白かったけど、突っ込みどころもかなりありました。
まずシジンの生命力。
心肺停止になったにもかかわらず、生き吹き返していきなり「痛い!」って目覚めて、そのあと暴れてる北の軍人さんを説得しに別の病室へ…ってありえないでしょ。
断崖絶壁で落ちそうになっている車からモヨンをたすけるために、あえて車を海に落とす…普通じゃないですわ…(笑)
最後の最後も1年間も抑留されて生きていたって…どんだけ強いんだ!?
そして何よりも謎なのが…
なぜ最後にお前が仕切る…。