旅行へ行く前日、義実家に1泊だけ先に泊まりました。



ちょうど義兄一家も先に来ていて、布団が足りないので我が家から一組持参しました。



義兄のところには、今年年長になる娘ちゃん(姪)がいます。



この姪っ子ちゃん。以前書いたことがありますが、予定日より1ヶ月早く生まれ、出生時の体重が1500グラム以下の未熟児ちゃんでした。



幸い、体格は小柄ちゃんながら、発達などに特に大きな問題もなく、よくしゃべる娘ちゃんに育ちました。



でも、小さい時からガラス細工に触るかのように育てられてきたせいか、結構我がままちゃんでして・・・。



一人っ子というせいもあってか、しーちゃんと遊ぶのを楽しみにしてくれているのは嬉しいのですが、まだまだ自己中心的で、しーちゃんを思うがままに動かそうとします。



もちろん、しーちゃんも自己中真っ只中のお人なので、一向にかみ合いません。



年齢的には年長さんで、しかも縦割りクラスの幼稚園に通っているのであれば、もう少し年下の子に合わせることが出来てもいいのでわ?と思ってしまうのですが、自分の物はしーちゃんに一切触れられたくない。貸してあげるのもいや。と言う状態で・・・。



その割に、しーちゃんのおもちゃは特に断りもなく使って遊びます。



しかも、「遊んであげる!」と言うような言葉を発しながら・・・この辺は年長の知恵なのでしょうが・・・。



さすがに血のつながっているはずのうちの旦那ちゃんも「ジャイアンみたいだな・・・(お前の物は俺の物、俺の物は俺の物)」とあきれていました。



実はこの日、義両親が姪っ子としーちゃんに一つずつおもちゃを買ってくれたのですが、私たち一家は次の日にすぐ旅行に出かけたので、しーちゃん用のおもちゃを義両親宅に置いていきました。



初日からしーちゃんのおもちゃで楽しそうに遊んでいた姪っ子に私が



「しーちゃんいない間、遊んでていいよ」



と言い残していったこともあり、どうやらいない間かなり楽しく遊んでいたようで、その様子に義両親も



「○○ちゃん、自分の物はしーちゃんに貸してあげないけど、これだけたくさんしーちゃんの物を借りて遊んだんだから、今度は○○ちゃんのおもちゃも貸してあげてね。」



と言ったようですが、



「そうなったらその時考える・・・。」



と妙に大人びた返事を返してきたようです・・・。



もともとかなり神経質な子で、義兄が育児にまったく参加しない人なので義兄には全く懐いておらず、ずっとこれまでの育児は義姉が一人でやってきたようで、以前義母が倒れたときに、義実家で夜中に義姉と2人で話をしたときに義姉が愚痴をこぼしていました。



義兄に懐いていない分、義姉に対する独占欲が異常なほどに強く、未だに義姉がしーちゃんに触れることもダメ。



義母が入院中、義実家で一緒に過ごしていた時は、最終的にしーちゃんの名前を義姉が呼ぶことすら許せなくなり、最後は泣いた上に嘔吐・・・これ以上一緒にいると自家中毒を起こしそうな状態だったので、しーちゃんが風邪をこじらせていた頃もあり、その時は一度我が家が家へ戻ることにしました。



義実家で一緒に食事をしていても、小さい時から、しっかりお座りして食べるという感じではなく、一口食べては遊び、また一口もらいに来るというような食べ方をしていました。



食べているもの自体も、


・ふりかけを皿に出してそれだけをなめる。


・パンに塗る用のはちみつとマーガリンが小分けでパッケージされた物をそれだけでチューチュー吸う。


・焼きそばに山の様に紅ショウガをかけて食べる


・1枚のトーストにイチゴジャムの小瓶半分ぐらいの量を塗って食べる

(義姉は今日のビタミンだと言ってたけど・・・)


・夕食後もあまり食べたくないものなら、大した食べずにスナック菓子を食べる


・姪っ子用のおかずにサラミが出てくる。



などなど、びっくりするような食生活でした。



義姉曰く「食が細いこともあり、食べてくれれば何でもOKと言う感じだった」みたいで、



「私が悪い習慣付けさせちゃったんだよね・・・」



とぼやいていました。



義兄は中学校の教師なので、帰宅時間も遅く、その上小さく生まれた姪っ子ちゃんのお世話は怖くてできなかったことが育児に参加しなくなった原因みたいだけど、



「私もうまくお願いすることが出来なくて、全部自分でやっちゃってたんだよね・・・今更やってほしいと思ってもやったことないから無理だろうし、全部私が悪いんだ・・・。」



と言う義姉はすごくいい人なので、ちょっとかわいそうになちゃいました。



今回も、「しーちゃん触らないで~!!」と絶叫している姪っ子を諭しつつ、



「ゴメンねぇ、わがままで・・・。」



と何度も言ってくれるので、



「いえいえ、もう少ししたら、うちも「○○ちゃん触らないで~!!」ってなると思うので、お互い様ですよ」



と返しましたが、うちの旦那ちゃんからしてみると納得がいかなかったみたいで、



「自分の子なら、頭ひっぱたいてるなぁ~」



と家に帰ってきてからつぶやいていました。



最近、自我が芽生えてきたしーちゃんに



「そんな風にしていると○○ちゃん(姪っ子)病になっちゃうよ」



とめずらしく意地悪なことをいう旦那ちゃんです。




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