エゴイスティックなキャラクターが書けるかどうか。 | Titanium flower

エゴイスティックなキャラクターが書けるかどうか。

 「エゴイスティックなキャラクターが書けると、強く読者を惹き付けることができる」んじゃないかな、とよく思います。
(個人的な好みもあるかも(笑) 私がそういうキャラクターを好きなんです)

 なぜなら、普段の生活ではエゴイスティックな行動を取ることは固く禁じられているから。
 禁じられていることを本の中の世界で経験できるというのは、大きな魅力になる。

 と、思うので、試行錯誤はするものの、私はけっこう精神的なストッパーが固くて、エゴイスティックな面がうまく表現できないのです。

 どうやってこのストッパーをはずしたらいいのかな~。

 エゴイスティックなことを表現できないのには、私の場合は「罪悪感」が関係しているのかも。

 いろんなところでちょっとずつ、抱えてきてしまう罪悪感をそぎ落としていったら、生きるのも楽になるし、面白い小説も書けるようになるのかな、と思ったりしています。


【その1・エゴイスティックなキャラクターの登場するお話を解析してみる】

 物語の世界って独特で、しらふになって考えると相当おかしいことでも、物語の世界のならわしとしては普通、ということがたくさんあります。

 エンタテイメント作品はその「ならわし」がすごく発達しているのかな、と感じます。

 でも、無自覚に、「あの作品でこうやっていたから」って、取り入れてしまうのではなくて、「もともと何をどう表現するために発生してきた表現方法なのか」を考えたほうがもっと面白いものができそう。

 どんな性格付けをして、他のキャラクターとどう関係させているか。
 そういったところを、こつこつ解析しながら見るといいのかな、と思います。

【その2・エゴイスティックなお話を書く(描く)ことができている人と知り合いになる】

 ……意外にむずかしい、です。これ。

 性格がすごく違うんだな、と思います。

 友達になるのはむずかしい。

 「文は人なり」という面は強いと思うのです。

 なので、書く文章が違えば、作者の性格も大きく違います。

 これは今後の課題……です。



 
 今回は、こんなところかな。