LaLa6月号 | 空っぽの時間

空っぽの時間

本の感想や日常の記憶

++迷い人のモノローグ

読み終わったので一応記録として書いときます。

最近はなんとなく惰性で買っているような気もするこの頃ですが、愛読雑誌。

今月は、読み終わってからなんだか寂しい感じがしたけれど、よく考えてみたら清水令子さんと、マツモトトモさんと、樹なつみさんが書いてなかったんだね…うわー。寂しい。


6月号のメインは、『彼氏彼女の事情』の最終回。

10年間連載されていたようです。長いな~。おつかれさまです。私の中では先月号でもう完結していたけど、今回は卒業から16年後ということで。ゆきのん達の子どもが大きくなって登場。

なんだか映画のエンドロールを見たあとに、ボーナスステージを見た気分です。みんな元気で頑張ってましたね。


このシリーズは連載当初からすごく好きだった作品の1つです。ゆきのんの裏と表の顔の使い分けとか、コメディーとして楽しく読んでいたし、真帆さんが出てきたあたりでのゴタゴタにも、ゆきのんの屈しないパワーとかいいなぁと思っていた。

それが文化祭あたりから、なんだかゆきのんたち登場人物よりも作者のパワーを感じるようになって、どんどこ暗~い筆致で進んでいくものだから、一時はあまり感想もありませんでした。

あ、感想といえば、コマ割りが大胆になったな…ってくらいで(笑)。これはあちこちで言われているでしょうけども。

好きなように描かれたんじゃないかなって思います。最後のENDの取り方からして、演出家っぽかったです、津田先生(^^;。もしかしたら、コミックだときちんと収まっていてカッコイイのかな。

またこの方の描かれていたファンタジーみたいな作品も読んでみたいな。


今月面白かった話。

『桜蘭高校ホスト部』

→久々に面白かった。1話目以来の快挙? 最後の環くんのボケも好きだし、意外にも鏡夜が素直に認めたところが好感度アップ。…これも作戦か(笑)。