クワイエット・プレイスd1、バッドボーイズ、フライ・ミー・トゥザムーン(2024年7月見た映画) | あかへWeb通信

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赤江龍とサークル「龍&スフィア」の近況報告

2024年7月に見た映画の感想です

 

 

クワイエット・プレイス DAY1

前2作で相手の正体わかってるからそんなに怖くないだろうし「猫は死にません」というので見ました。

アレは【その日】地球外から降ってきた。

主人公は末期がんでホスピス入院中のサミラ(ルピタ・ニョンゴ)。猫を連れている。

施設の行事でNYの劇場を訪れていた時、多数の隕石が落ち大混乱に。

近くで爆発が起き彼女は気を失うが、気づいた時にはもう音を出したらマズい状況になっていた。

ヘンリー(ジャイモン・フンスー)が咳き込んだ彼女の口をとっさに塞いだ。

ヘンリーは2作目に出ていて、ある島にいたリーダーでかつてNYから船で脱出したと言っていた。

気絶している間に「音を出したら襲われる」ということをみんなが理解して息を潜めているのは、前2作があるとは言え説明が省けてなかなかいい。

音に反応してすぐ飛びかかって来るけど、自分たちのけたたましい叫び声とか足音がズシンズシン響くのは関係ないみたいだ。

水没した地下鉄駅から脱出したエリック(ジョセフ・クイン)が猫ちゃんに先導されるのがいいね。

エリックは法律を学びに来ているイギリス人でどこに行けばいいかわからなくてサミラに着いて行こうとする。

サミラはもう長くないのがわかっているので「あの店のピザを食べる」目的で、家や父の思い出のあるNYを巡る。

エリックも勇気を振り絞りその願いを叶える手伝いをするのだ。

軍などはすぐに出動してたがあっという間にやられてる。NYに閉じ込めようと橋まで落としたけどね。

その後全世界に広がってるということは他の場所にも落ちてたんでしょう。

サミラとエリックの道行が切ないけど救いはある(でも地獄のような前2作に繋がるんだよね~)。

吹っ切れたような最後がなかなか良い。

 

 

バッドボーイズ RIDE OR DIE

そう言えば3作目のフォーライフ見てないかも……?

ハワード警部が撃たれたのとかマイクの息子アルマンド(ジェイコブ・スキピオ)とか覚えがないもんな。

 

冒頭、マイク(ウィル・スミス)の結婚式に向かう車に同乗するマーカス(マーティン・ローレンス)だが、途中でどうしてもジンジャーエールを飲ませろと騒ぐ。

太り過ぎで健康不安を抱えるマーカスは家族にも心配されているが、結婚式ではしゃいでいる最中に心停止を起こす。

あの世(?)を見てきたマーカスの全能感は最後まで続くので、見てる方がハラハラする。

汚職の疑いをかけられた故ハワード警部(ショー・パントリアーノ)の汚名を濯ぐためマイクたちは証拠探しに奔走するが、味方がとにかく少なく黒幕がなかなかわからない。

でも若手警官のドーンとケリーが頼りになった。

ドーンの家には大量のモニタがあって司令室のようだし複数のドローンを使いこなす。

マーカスが家に戻れない間、娘婿の海兵隊員レジー(デニス・グリーン)が家族を守ってとてもいい活躍をする。

マーカスが家にいる時に見るレジーはソファでTVゲームに興じている姿だけなので義父からの当たりが強いみたいだけどね。

ドーンの家からマーカス家の防犯カメラを見ているのだが、レジーが侵入者を素早く的確に倒していく様子がまるでゲーム画面のようだった。

最後にカメラに向かって直立敬礼するところまでよかった。

15人倒したそうだ。



フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン

「アポロ11号は月に着陸していない。地上のセットで撮影された。」

という都市伝説を逆手に取った話。

1969年いよいよ後がなくなった米政府。

政府関係者のモー(ウディ・ハレルソン)がPRマーケティングのプロであるケリー(スカーレット・ヨハンソン)をスカウトしNASAに派遣する。

NASAの発射責任者のコール(チャニング・テイタム)は当然反対するがケリーは強引にPRを制作し成功を収めていく。

時々施設内に黒猫が現れるが、コールは技術者なのに迷信深いのか黒猫を嫌っている。

ネコちゃんがうろつく発射施設ってどうかと思うが。

モーは万一失敗した時のためにコールに内緒で地上のセットでの撮影をするようにケリーに指示する。

異端の映画監督が呼ばれ忠実に再現された月セットが完成するがコールにバレてしまい(60〜70年代は色々ダダ漏れ)、ケリーはようやく本心を打ち明けコールとともにモーを出し抜くことにする。

中継音声とシンクロした映像をモーたちのモニターに流すが、偽月面を黒猫が横切ってしまうのだ。

あと、この2人別にくっつく必要はないんだけどね……。