クアントマニア、エブエブ、シャザム!(2023年3月見た映画) | あかへWeb通信

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赤江龍とサークル「龍&スフィア」の近況報告

2023年3月に見た映画の感想です。

 

 

アントマン&ワスプ:クアントマニア

どこまで書いたらネタバレになるのか…いつもMCUのは難しい。

カーンは別のバースから量子世界に追放されたのだが(そんな簡単にできるものか?)たまたま量子世界に閉じ込められていた時のワスプの母ジャネットに助けられて、やがて力をつけてきて征服者を自称する。

乗ってきた装置のエネルギー源も彼がパワーを得る状況も何もかも謎だ。

祖母も祖父もアレだが孫(スコットの娘キャシー)も天才過ぎていらん事をしてしまうのが事の発端だよね。

そんな家族ばかりの中、量子世界だからたかが知れてるがアントマンのスーツで大きくなって力で突撃というのは、スコット的には最善の策なのかも。

どう描くのかと思っていた量子の世界は、初めは様々なタイプの住人がいるスペオペ風の様子だった。

そのままではSWじゃんと思いながら見ていたら、決戦の時は”無数の可能性”の表現があった。

それを利用するのか?と思ったし、ちょっと気持ち悪いものだった。

無数のカーンと最後に出てきたロキ、この後どうつながっていくのやら。

 

 

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス

通称エブエブ。「あれもこれもいっぺんに」と言うような意味?

タイトル通りケイオスだった。思ったほどすっきりした解決ではなかった。

娘がラスボスということになっていて確かに強い力を持っているが本当の黒幕はジジイなのではないだろうか。

税務局職員のおばさんがすごく強烈なキャラ。ジェイミー・リー・カーティスでした。

エヴリン(ミシェル・ヨー)という名前はタイトルから持ってきたのかもしれない。

夫ウェイモンド役のキー・ホイ・クァンのアカデミー賞受賞のシーンが本当にチャーミングでよかった。

 

 

シャザム!~神々の怒り~

まず子どもたちのパパ(クーパー・アンドリュース)がどうしてもロバート秋山さんに見えてしまって。

最初にシャザムの力を得た時から2年くらい経った頃だと思う。悪い意味で変身慣れしていた。

一応ルールとして里親にはナイショ、ヒーロー活動をするときは全員で、のようだが、調子に乗りすぎていたり承認欲求が強かったり神の洞窟が子どもの秘密基地化されてたり。

特にビリー(アッシャー・エンジェル)がもうすぐ18歳になるというのにノリが小学生ぽい。

一方で義姉のメアリー(グレイス・キャロライン・カリー)は、18歳で養育から外れた後のことにしっかり備えている。

人間から力を取り戻そうとヘスペラ(ヘレン・ミレン)とカリプソ(ルーシー・リュー)が現れ妹のアンテア(レイチェル・ゼグラー)も合流するが、やっぱり神の娘たちだからか年齢差がすごい。

80、50、20歳みたいな。

フレディ(ジャック・ディラン・グレイザー)がアンテアとの関係で活躍する。

モンスターのCGはド迫力でした。

最後の方にワンダーウーマン(ガル・ガドット)が登場したのと、序盤ぼろ雑巾みたいだった魔術師(ジャイモン・フンスー)の変身には驚いた。

続きはいつかな。みんな大人になっちゃうな。