アーユルヴェーダやヨガで知られている「チャクラ」。
チャクラの情報は全てが伝われていないと思っている。
第1チャクラの脊髄(せきずい)の基底部から第7チャクラの頭頂までの、人のエネルギーが出入りする場所は回転のように回っている。
サンスクリット語でチャクラとは「車輪」「回る」の意味であり、その回転は腹脳の重力波の影響だけど、人のからだに在る重力波絡みが完全に抜けた話となっている。
(※自分が消えるほどの奥行きのある瞑想で誰でも腹脳と重力波は確認が出来る)
そもそも、第一チャクラはどうして座った姿勢から始まるのか。よく理解をしている人は足にチャクラが在るのを知っているが、ならば足を第一チャクラとすれば良いのではと思う。
アーユルヴェーダから学ぶものは多く、チャクラの存在を否定はしないが、チャクラの話は情報横流しが多く、日本人に全く合わない欧米健康情報のような存在にはなって欲しくないと思う。
◑日本人は足!!
日本人は下腹重心の「からだ文化」。
日本人の「つま先重心」は心身を整える「基本的人間の姿勢」なので、第一チャクラよりも下の足が重要になってくる。
過去記事で「日本人のからだ」を整える「蹲踞(そんきょ)」の「開き蹲踞」について触れたけど、今回は蹲踞の基本の「閉じ蹲踞」について書こうと思う。
(開き蹲踞)
どうして足が重要なのかは書くまでもない。
生活自体に人の自然動作の「しゃがむ」を取り入れた昔の日本人の叡智は素晴らしい。
安定した「しゃがむ」はからだの内側も含めて全てを整える。厳しい話だけど『しゃがめない』は笑って済まされる事ではない(出来なくても出来るようになる)。
○蹲踞効果
☆足から柔軟な自然体のからだになる
☆姿勢が良くなる
☆下半身の血の巡りが良くなる
☆からだの全ての不調が暖和される
☆仙骨が正しい位置へ向かう
☆思考の雑念が減る
☆腹脳を刺激する(足育=脳育)
☆足が地につく
☆肚が座る
蹲踞に関して「さのわ」氏のブログが親切丁寧に説明をしておられるので「さのわ」氏の記事をお借りしたい。
「足が地につく」「肚を据える」を言葉だけではなく蹲踞でカタチとする。
○昔の着物を着た女性は閉じ蹲踞でしゃがんだ。昔のほとんどの日本人は閉じ蹲踞が出来た。
○「足が地につく昔の日本人の歩き方を知る」
なにかに掴まってもいい、なにかに触れてもいい。
足閉じ蹲踞で足指を立てる意識で約30秒した後に階段を降りると足が地につく昔の日本人の歩き方を知る。
○最初は出来なくても大丈夫。グラつきや出来ないのは今の自分の姿だと認めて、日々積み重ねる(出来るまではなにかにに掴まったり触れていてもいい)。
一日3分間から5分間。
○閉じ蹲踞から自然に立てないと意味がない。自然に立てない閉じ蹲踞はなにかが間違ってる。
○頑張ってやるのではなくチカラを抜くのがコツ。
○蹲踞が終わったら内くるぶしを手で撫でてケアをする。