前記事では『日本語の人称代名詞の多さの謎』で、ヤマト言葉に「自然」が無いこと、昔の日本人の自然観について触れた

 

日本人の自然観は、一つの例として、日本庭園と西洋庭園の庭園の違いで日本と西洋の自然に対する価値観が垣間見える。

 

○参考

 

 

 

◇昔からレイヤーで造景されている日本庭園

 

ー京都 圓光寺さんから借用ー

 

 

 

 

日本に古くからある多くの日本庭園は、空間にあるいくつもの層を重ねて造られている。圓光寺の造景は空間にあるいくつもの層が重ねられている。

 

現代で言う、デザイン・アニメーションなどで使われている「レイヤー構造」(階層的構造)だ。

 

 

実業家 猪子 寿之氏の数年前の「日本文化と空間デザイン」の動画では、猪子氏は『昔の日本人は空間をレイヤーで見ていたのではないだろうか』と鋭い話をしている。

 

事実は、『だろうか』ではない。

 

『昔の日本人は空間をレイヤーで見ていた』のだ!

 

 

 

言い換えると。

 

日本は明治維新で長く続いた鎖国をやめ、アメリカやヨーロッパの国々と交流をした。「開国」と言われることだが、その裏では日本人を衰退させたい勢力により、日本人の空間認識、視界を変えられた、目を閉ざされたのである。

 

日本人はこれに全く気が付いていない。

 

○[明治維新から]

☆日本国→開国

☆日本人→閉眼

 

主稼働の「脳」を変えられたから空間認識が変わった。

 

○[明治以降の日本人の脳]

☆江戸時代まで→脳は腹脳中心

☆明治時代以降→脳を頭脳中心へ

☆大東亜戦争以降→脳は頭脳中心

 

今では「腸(肚)は第2の脳」だと平気でデタラメ西洋医学の情報を流す輩も居る。

 

 

 

自分(しおぎ)は腹脳と頭脳の両方を使うが、頭脳が常に邪魔をする。腹脳と頭脳の空間認識の違いを実感している。

 

明治産まれの能力者の祖母の視界は凄かった。

 

草むらの中で、離れたところからでも、バッタやカマキリを簡単に見つける。子供の頃『どんな視力してるんだ』と思ったが、それは空間認識の違いだった。

 

日本人は「空間認識」を変えらた

 

特に戦後からの「言葉」と「空間認識」は大きな関係があり、次の記事で書こうと思うが、産まれてきて目に見える世界をこんなものかと認識し、人の脳は頭脳だと思い込めば「日本人本来の空間認識」は持たない。

 

本来の日本人の空間認識は消えた。

 

去年の秋から当ブログで紹介したトレーニングを始めた女性2人は、実践数ヶ月で目の前の空間の色が見えると言う。能力者でもない2人は本来の日本人の空間認識を取り戻しかけている。

 

「日本人の自然観」「日本人の伝統精神」は、日本人だけが見れた空間認識あってのものであるが、今の日本人には日本人本来の空間認識が無いので話が伝わらない。

 

 

で。

 

完全予定調和のこの世や社会は、ウイルス騒動(破壊)と並行して2022年から人類の進化を徐々に日本人から始める。

 

日本人から「岩戸が開く」。

 

日本人の空間認識が(本人も気付かないように)変わってゆく(それは元に戻るとも言える)。

 

今の日本人の空間認識が変えられ、今の日本人の思考が変わり、新しい文明を開化する予定調和となっている。

 

 

 

 

 

 

100年後の日本人の空間認識は今と違っているけど、今の段階では全ての日本人の空間認識が変わるわけではない。

 

脳を、思考を変えようと腹脳を意識することもない。

 

「上虚下実」の姿勢を心掛けすれば自然に変わってゆくでしょう。