概念や不満、不信などをなくし、心を穏やかにすること。

 

 

ウイルス騒動も時間が経てば騒動全体の相関図が見え、この先々の展開の大筋も見えてきたところで、カオスがどの面下げてと不満や不信を持つものだが、カオスに自分を投影させず、一日の時間の中で「平気虚心」なる時間を持ちたいものだ。

 

 

「塩をとる 目くじら立てた分を 舌につけ」

 

byしおぎ

 

 

 

「気にいらぬ 風もあろうに 柳かな」

 
 


『気に入らぬ風もあろうに柳かな』

作:仙厓 義梵(せんがい ぎぼん)
江戸時代後期
臨済宗の僧侶。

仙厓和尚は、
「私の絵に決まりはない」と異色の禅画を描いた。

 

 

柳は風に逆らわず、

風は躊躇なく枝を翻弄する。

枝は耐えているのではなく、

“あるがまま”に靡き、

平然としている。

柳の方が風を持て遊んでいるよう。

 

 

「馬鹿げた 鼻緒がきれた音 清風明月に届かず」

 

byしおぎ