寒いと感じた時、人はどうして手を擦るのだろう。

 

『本能だと思う』。

 

古くからの言い伝え、東洋医学では「手は人体の縮小版」とされている。

 

寒いと感じた時、手を擦り「手の身体」で身体全体を温めようと本能的にするのだと思う。

 

そこで「指ヨガ」から手を利用した簡単な時間のすき間にやる「しおぎ式 手の下丹田の意識」を書こうと思う。✿誰も言わないので「しおぎ式」。

 

 

まずは指ヨガの記事を。

指ヨガもとても良い。

 

 

 

 

 

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◆手を人体の縮小とする 手の下丹田

 

学校、社会で教わる「気をつけ」の姿勢は身体に悪い、人本来の姿勢は「上虚下実」であると手で理解が出来る。

 

◉上虚下実(じょうきょかじつ)

上半身の力が抜け、下半身がどっしりしてる、人間のあるべき姿勢。

 

 

◯手にある「下丹田」の位置を確認する。

(左手で確認)(上図の ぼうこうの位置辺り)

 

◯上虚下実。指を楽に。脱力。中指は特に。

 

◯左手の中指の指先を手の下丹田の位置に付ける。

(顔が肚を覗く形)

 

 

 

✡中指を付ける位置はこの写真よりもっと下です。

 

☆中指を付けようとすると痛い。

身体のどこかが悪いので中止をして下さい。中指だけを回すトレーニングに変えましょう。

 

 

 

☆中指を手の下丹田に付けようとした時に中指につられて曲がる指と各指の関節のチェック。

 

自分(しおぎ)は左手首を骨折して左手首が充分に曲がらないので薬指が中指につられて曲がってしまう。

 

中指につられて曲がる指、中指につられて曲がる関節があれば、回す・伸ばす、手ではなく直接的に触り癒す(チェックしておいて入浴中、浴槽内が良いです)。

 

◯下丹田へ指を折る

 

手の下丹田のところへ指を折る。

 

親指は動かせる範囲だけで、親指以外の指は指先を手の下丹田に付けるようにして1本ずつ指を折っていく(この場合もそれぞれの指と手のひらの動きに違和感を感じる箇所は回す・伸ばす)。

 

◯左右の手でやります。

 

◯回数は何回でもいい。

 

肚の下丹田を手のひらにして下丹田にアプローチをすると同時に、人本来の脳の腹脳への刺激と「自分の身体を肚(下丹田)に聞く」です。

 

以上。

時間のすき間、電車待ちなどでやるトレーニング。

 

手の組み合わせ、指の組み合わせは、忍者の「九字法」にあるように、いろいろとあるのでまた機会を見て書こう。

 

『寒い』と思ったら手と手ではなく、手で手首を擦るのがいい。寒いと感じると肩と首が反応をする。

そうすると首と身体の全ての首(手首 足首 乳首)は繋がっているので手首を擦る方がいい。