「仲間として好きだけなら、リーダーやニノやまーくんだってそうでしょ。

3人にも同じことができるの?」

 

 

えーっと、、、。

 

ちょっと想像してみる。

 

智くんは芯がしっかりしているからリードされそうだ。

 

雅紀は男子校のりでならできそうだな。

 

ニノにいったては子犬っぽいからできそうだけど、見返りを請求されそう。

 

、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、。

 

 

「・・・・・できなくもない」

 

 

ってことにしとこう。

 

俺の答えを聞いて憮然とする潤。

 

 

「僕もできる」

 

 

だろうな。

 

対象者がメンバーじゃあな。

 

自分でも想像したんだろう。

 

メンバーをだしてくると話にならないと悟ったらしく松本は質問の仕方を変えてきた。

 

 

「じゃあ、僕が他のひとからされてもいいの?」

 

 

、、、、、正直嫌だ。

 

それはさっきも感じていた。

 

でもお前が女と真っ当な路を歩いていけるなら、良しとしよう。

 

 

「・・・お前が好いと思っている人なら」

 

「ふーん、男の人でも?」

 

「それは絶対ダメだ!!

なら俺がいる・・・・・え?」

 

 

慌てて口を押さえるが遅かった。

 

にんまりと笑う松本。

 

やばい、また引っかかった。

 

 

「だよねー!!

もう、しょおくんってば素直じゃないんだから。

じゃあ、また今度ヨロシクね!!」

 

 

松本は機嫌良くそう言うと帰っていった。

 

再び呆然と松本を見送る俺。

 

完全に松本のペースに乗せられている。

 

結局は振り出しに戻ったぞ。

 

でもそれにほっとしている自分もいる。

 

、、、、、違う、変わらなくて良かったとしか思えていない。

 

たぶんそれは可愛い弟を誰かに取られたくないからで、、、。

 

何言っている、弟だと思っている奴にキスはしないだろ、普通。

 

つまり俺は松本は弟じゃなくてそういう対象としてみてるってことか??

 

いやいやいや、性的指向ってそう簡単に変わるもんなのか!?

 

どうなんだ!?

 

、、、さらにこの先を知ったら確実なことがわかるのかもしれないな。

 

俺の思考はとうとうそこに結論が達した。

 

早く抱、、、、、えー!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

end