ちょっぴりOL仕事にも慣れてきた3ヶ月目。

突然、このままOL仕事を続けることに不安を覚えてきた時と重なって、家の事情があり、何日か続けて会社を休むこととなった。

仕事を休んで別世界にいると、本当に自分がやりたいことが見えてくる。
けれどそれと同時に、「やりたい仕事」と「お金になる仕事」が必ずしも一緒ではないことも見えてくる。

あせってじたばた動いたところで、天からお金が降ってくるわけではない。
20代の頃には無限に思えた可能性も、年齢とともに選択肢が確実に減ってきていることも実感した。

転職サイトなどに登録しようと、履歴書を書くと、自分の今までの人生を振り返って見て、つくづくいわゆる「キャリア」とは縁遠い事にがっくりした。

結局、クリエイター以外はいわゆる腰かけアルバイトで、人に胸を張れるような仕事を真剣にしてきたとは言えない。

そんな自分をどんどん過小評価してしまいそうな自分と、鼓舞させようとする自分が居て、このまま仕事復帰ができないかもしれないという焦りも重なって、かなりのストレスを感じて、胃が痛くなって眠れなくなる…なんて、私にしてはけっこう、追い詰められた日々を送っていた。

ただ、そんな時、ともかく自分が生涯をかけて一番何やりたいことの「第一歩」だけは、踏み出そうと思った。

今はやはり、ひたすらお金のための、日々気力が奪われるような仕事でも、簡単にやめるわけにはいかないし、どんな経験も将来に無駄になるということはないはずだ。

自分のやりたいことをストレートに仕事とお金に結びつけるということ自体、実は私が一番苦手で、尻込みしてしまう部分だった。
誰かがお金にしてくれるという、楽な仕組みの中でしか、結局私はクリエイティブな仕事をしてこなかった。
もちろん、自分でその仕組みを創ることは、そんなに簡単ではない。

けれど、正々堂々としたやり方で、一番自分に合っている方法で、その仕組みを創れるようになるためには、やはり同じ悩みをもったり、同じような気持ちを持って日々頑張っている、同じ志をもった「仲間」と一緒に何かを始めるしかないと思った。

これはそんなに簡単なことではない。
確実に仕事と言えるまでに、3年かかるか、5年かかるか、10年かかるかもわからない。

でも、とにかく「第一歩」。
2009年1月20日
小さな一歩を踏み出した記念すべき日だ。

詳細はもう少し決まってからここに書こうと思う。

気がついたらずっと日記の更新が止まっていて、心配をおかけしていたらすみません。

今は家の方も少し落ち着いて、OL仕事も復活して、同じ志をもった仲間も集まってきてくれて、たぶんあと半年以内には、もう少しちゃんとした枠組みが作れてるはず。

でも、それにはもっともっと勉強しないとね。