こんにちは!

 

この時間にしてまだ明るいですね

エアコンを使わない時期は大好きです!

 

本日の内容は店が行っている事

お客様には参考にならないことかな

 

先週入荷した‘ド’エウノ

ご覧のように虫が付いている個体がいました

この寄生虫、昔はトリファによく見られましたが

ペルーのアピストにも見られる

不思議とブラジル、コロンビアのアピストに

付いているケースはほとんど見られない

個人的には気にならない

これが付いていても宿主には悪さはしないし

感染することもこれは無さそう

宿主が死んでしまうと寄生虫自身も死んでしまうので

基本悪さをしないと聞いたことがあります

ただこれは内部に寄生するものだけに言えるような感じで

イカシムシやウオジラミなどは明らかに宿主に悪さをする

イカリムシ、ウオジラミを合わせて書くとかなりの長文になるので

今回は上の皮膚内部に寄生しているやつに関して

悪さをしないといえど、見栄えは悪い

結論を言えば除去はできます

内部に寄生するものは市販の駆虫薬では効きません

駆虫の薬は扱う量も難しいい

入れすぎると死んでしまったり体が曲がります

ということで手術です

用意するものは・・・

 

毛抜き、針、老眼鏡は私の事情

 

寄生虫の表面に針を刺します

貫通しないように細心の注意が必要です

表面に穴を明けたら毛抜くで摘み取ります

これだけです

プラケ越しで分かりにくいですが

除去後の個体です

取り出した後は多少白く傷のようになりますが

後に治ります

取り出したのがこれです

体長1~2ミリ

取り出した直後は動いています

気持ちが悪いので熱湯をかけてから処分します

 

こんな個体を販売するのか!

と思われる方いらっしゃるかもしれませんが

販売します

もちろん寄生虫が付いていたんですよ~

どこに?

と言われるようになるまでは販売はしませんけど

 

そんな裏方作業のお話でした

こういった個体を買う事はないと思いますが

もし購入した魚に付いていた李したらご参考ください

いっぺんに無理して取らないよう

くれぐれも魚に最小限のストレスにすることが一番のコツです

二番目のコツはお店に相談してください

魅惑からずれたネタでした・・・