こんばんは。

一匹の犬と七匹の猫と暮らしていた者です。



クロシロハチワレ猫のスダチと
クロシロハチワレ鼻黒猫のレモンです。

7日は虹の橋組のキジシロ猫のミカンの
話で家族一同が久しぶりに楽しい
夕食と家族会議が催されました。

「いなくなったときは本当に
責任を感じたな」
テレビ台の下に入って1日行方不明に
なっていたミカンを自分が外出する際に
外へ出したと思い探しに行ったことを
今でも話す家族です。

「毎日の点滴の保定はコツがいるのよ」
ミカンは口腔腫瘍の診断後に自宅で
点滴をすることになりましたが
お風呂のフタの上にのせて
もう一人の家族が保定していました。

「ゴハンの裏ごしは大変だったよ」
固形物が食べにくくなったミカンに
毎日裏ごししたゴハンを作っていた
私でしたがミカンが旅立った後は
作らせてもらえていたことに感謝
しています。

翌日の朝にいつも通りに
家族ともう一人の家族が出勤して
キッチンで後片付けをしていると
私の足元の横を歩く白い何かが
見えました。

背中にキジ模様。

「ミカンだ」

そう思ったときは消えていました。

帰宅したもう一人の家族に話すと
「いいなぁ。私も老眼になりたい」
と私の目のせいにしました。

「きっと自分の話がたくさんでて
いたから嬉しくなって帰ってきたのだよ」
ともう一人の家族が言って
来年もたくさんミカンの話をしようと
決めました。


おかえりなさい。
いつでも帰ってきていいからね。
たまにはみんなに姿を見せてね。
私の老眼のせいになっちゃうよ。

今日も病と闘う仔が穏やかに
過ごせますように。
小さな命に元気玉を家族一同で
送ります。