こんばんは。

一匹の犬と七匹の猫と暮らしていた者です。


我が家の虹の橋組の
犬のあっくん。と歩いた散歩道の桜が
咲いて散ろうとしています。

この時期はとても苦手になり
あっくん。の旅立ちから4回目の春ですが
まだ桜を見ると胸がキューっとなります。

あっくん。が旅立つ1ヶ月前に
桜が咲き具合のよくなかった
あっくん。の通院は桜を見ながら
自転車を走らせていました。

両目の視力のないあっくん。に
桜がきれいなこと
花びらが風に流されていることを
言葉で伝えていました。

あっくん。は自転車の後ろのカゴに
積んだキャリーから半身を出して
鼻をクンクンと動かして
小さな体全部で周りの様子を
感じているように見えました。

今通勤で散歩道を自転車で毎日
走ります。

桜を見ながら時々目が潤みながら
走ります。

時間が経てば気持ちが変わると
後悔は感謝に変わると
いろんな方に言われますが
私は4年前と変わりません。

ただ
毎日働く中で人と接することで
自分の中の悲しさが少しずつ
別のものに変わってきている
ような気がします。

自分でもなんだかわからないのですが。


あっくん。

元気にしていますか。
桜を見るとあなたの辛かった時期を
思い出し涙する日が続きます。

心配かけてごめんね。

今日も病と闘う仔が穏やかに
過ごせますように。
小さな命とご家族様が穏やかに
過ごせますように。