こんばんは。

一匹の犬と七匹の猫と暮らしていた者です。



今日は窓から外を見ていた
クロシロハチワレ猫のスダチです。

我が家に五匹の猫がいた頃
黒っぽい猫のユズヒコ
キジシロ猫のミカン
そしてスダチとレモンが
窓際に並んで外を見ていました。

かわいい後姿に家族一同が
癒されたことが何度もあります。

でもずっと窓の外を見ていると
「もしかして外に行きたいのかな」
と思ってしまいます。

猫たちを家族に迎えるときに
いつも悩むのですが
最初に保護した茶トラ猫のユズを
思い出して家族に迎えてきました。

生まれて間もなく一人で
食べるものもなく
よくない水を飲んでお腹をこわして
腸がとびだしていたユズを
もっと早く見つけてあげたかったと
ずっと後悔していました。

だからスダチが安心して暮らせる
ように家族一同で考えてきました。

「でもシロは外を見ていなかったね」
もう一人の家族が我が家にいた
シロクロハチワレ猫のシロが
10年も地域猫だったのに
我が家に来た日からすでに
何年もいたような感じがしていたと
言い外に帰りたい様子はなかったねと
付け加えました。

「だから外を見ていても
気にすることはないよ」
と言われ少し気持ちが落ち着きました。

「でも」
もう一人の家族が続けました。
「あっくん。の散歩のあとは
みんなでクンクンしていて
あっくん。が嫌そうにしていたよね」

外のにおいを感じて何を想って
いたのでしょうか。

我が家にいた犬のあっくん。は
猫たちが苦手で近くに来られると
珍しく吠えたり前足で払うように
していました。

今もあっくん。は虹の橋で猫たちに
やっているねともう一人の家族と
意見が合いました。

今日も病と闘う仔が穏やかに
過ごせますように。
小さな命とご家族様が穏やかに
過ごせますように。

全ての小さな命が穏やかに
過ごせますように。